ここ最近、「スナネコ」という動物の名前を頻繁に聞くことがありますよね。
画像を見てみると、とっても可愛い猫ちゃんではありませんか!!
でも、スナネコの名前をよく聞くようになったのはごく最近ですよね。
スナネコがどういう動物なのかイマイチよくわからない方も多いのではないでしょうか?
みなさんがご自宅で一緒に暮らしている「イエネコ」と何か違いはあるのでしょうか?
ということで今回は、スナネコとイエネコの気になる生態の違いをご紹介していこうと思います!
スナネコの画像を見てみると、イエネコとは顔つきも違うような感じがしますし、何よりなんだかとても小さいような・・・イエネコとの大きさの違いなんかも大きな特徴としてありそうですよね!
コロナ禍の中、動物園にもなかなか行くことができませんので、この記事で可愛いスナネコのことを勉強していきましょう♪
画像もぜひお楽しみください!
それでは見ていきましょう!
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スナネコとイエネコの違いは?
アミーラゴロゴロ😆#アミーラ#スナネコ#nasu_animal_kingdom #ゴロゴロ pic.twitter.com/jyyUh73yVd
— 那須どうぶつ王国 (@nakprstaff) May 21, 2021
スナネコとイエネコはどちらも可愛い猫ちゃんですが、具体的な違いは一体何なのでしょうか?
スナネコという名前は最近よく耳にするものの、そのニュースの出どころは一般家庭ではなくどれも動物園からの情報となっています。
スナネコはどうやら家で飼うような猫ちゃんではないようだということはわかりますが、それは何故なのでしょうか?
イエネコとは違って、普通の家庭では飼うことができないような生態をしているのかもしれませんよね。
スナネコとイエネコの気になる違いを早速見ていきましょう。
イエネコとはどういうネコ?
まずはイエネコについて見ていきましょう。
イエネコというのは、リビアヤマネコの家畜化によって現在に繋がっている猫の呼び名のこと。
リビアヤマネコとはアフリカヤマネコとも呼ばれ、赤道より北のアフリカ・中近東に生息している猫の野生種になります。
現在のイエネコの祖先がリビアヤマネコであるという証明がなされたのは2007年の発表の時。
イエネコのミトコンドリアや遺伝子を調査したところ、イエネコの起源がリビアヤマネコであるという説が一般的となったのです。
それでは、いつ頃からリビアヤマネコが家畜化されたのかということですが、これは紀元前3000年前のエジプトで始まったとする説があります。
古代エジプトでは小麦や大麦の栽培が盛んで、倉庫にそれらの穀物を貯蔵して保存しておく文化がありました。
しかしながらその穀物をネズミに食べられてしまう被害が多発したことで、大事な食料をネズミから守ってくれるネコを飼い始めたというのがイエネコの起源です。
そんなリビアヤマネコは様々な形で交配していったことで、現在の様々な種のイエネコに繋がっているんです!!
イエネコは人間と暮らす習慣ができているために、知能が高く、人間の言うことをしっかりと聞き分けていると言われています。
イエネコというのは、「家畜化されたネコ」ということであり、猫の種類を指す名前ではないんですね。
スナネコとはどういうネコ?
スナネコは「ネコ科」に属する動物で、現在はアフリカ北部、西アジア、中央アジアに分布しています。
スナネコは野生種のネコの中で最も小さく、「砂漠の天使」という呼び名で有名ですよね!
その呼び名の通り、住処は砂漠や砂丘で、スナネコの肉球は熱〜い砂に耐えられるようになっているんです。
先ほども説明したように、スナネコは野生種であるため家畜化はされておらず性格は非常に凶暴。
お顔も可愛らしいですし、サイズが小さいなんてぜひ飼ってみたい!と思ってしまうかもしれませんが、スナネコはその獰猛な性格から人間とともに暮らすことはできません。
絶滅の心配があるわけではないのですが、アフリカの一部地域では以前は住んでいたのに絶滅したところもあり、スナネコの生育環境への影響が心配されています。
スナネコとイエネコ大きさの違いを画像付きで紹介!
おそらくイエネコでしょう、家畜化されたリビアヤマネコ(ヨーロッパヤマネコ)です。 https://t.co/56uiOqAf6v
— 有明パライソ 他称富裕層 (@ENJLkSYvDoTIL1L) May 21, 2021
それでは、スナネコとイエネコの大きさを実際に比較するため、それぞれを画像付きでご紹介していこうと思います。
スナネコがネコの中で最も小さいと言われてもなんだかピンときませんよね。
画像とともに実際にどれくらいの大きさになるのかなども併せて記載していきますので、想像しながらご覧ください!
イエネコの大きさは?
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イエネコの大きさですが、これはどの品種のイエネコに注目するかによって大きく変わります。
品種ごとの適正体重を見てみると、クルッと反った耳が特徴の「アメリカン・カール」はオスが2.5~4.5Kg、メスが2.5~3.5Kg。
またスタイリッシュな姿が特徴のシンガプーラは純血種のネコの中で最小ということから「小さな妖精」と言われていて、オスが2.0~3.5Kg、メスが2.0~3.5Kgが適正となっています。
上記のお写真はシンガプーラですが、男性のお膝の上とはいえ、やはり小柄な印象が強いですね!!
一方大きいイエネコといえば、やはりサイベリアン、メインクーン、ラガマフィンといった品種が挙げられます。
サイベリアンの体重はオスが4.0~8.0Kg、メスが4.0~6.0Kg。
優しい巨人と言われるメインクーンはオスが3.5~6.5Kg、メスが3.0~6.0Kg。
そしてラガマフィンはオスが3.5~6.5Kg、メスが3.0~6.0Kgが適正とされています。
こちらがメインクーンのお写真。
やはりシンガプーラとは全然違いますよね!!
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イエネコはリビアヤマネコから始まり、数え切れないくらいの品種が登場しているため、イエネコというくくりで見ると大変広いのですが、大まかに見ると3kg〜6kgまでの品種が多いです。
スナネコの大きさは?
それでは、スナネコの大きさはどれくらいになるのかというと、体重オス2〜3.4kg、メスが1.35〜3.1kgが標準とされています。
どうですか?
最小のイエネコ・シンガプーラと比べても小さいことがわかりますよね!!
スナネコはイエネコよりもさらに体が小さく、その割に幅広のお顔とお耳を持っているのがたまらなく可愛いんですよね〜!!
これだけ小さいと自宅で飼うのも楽そうだな・・・とついつい夢を見てしまいますが、動物園で見るだけに留めておきましょうね(笑)
まとめ
まったりマシュリクちゃん🐾#スナネコ #マシュリク #那須どうぶつ王国 #砂漠の天使 pic.twitter.com/KTCHu0mAXu
— Yoshi (@Rockleohana) May 21, 2021
今回は、スナネコとイエネコの違いや、大きさはどれくらいなのかということを画像付きでご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
イエネコというのはネコの品種の名前ではなく、「家畜化されたネコ」という意味で、みなさんがご自宅で一緒に暮らしている猫ちゃんは全て「イエネコ」。
その祖先はリビアヤマネコという種類から来ています。
一方、スナネコは人間と暮らす習慣がない野生種であり、体が小さいながらも性格はかなり獰猛なようです。
愛くるしい顔つきや大きい耳、そして小さい体は見ているだけで癒されますよね〜!!
日本の動物園にもスナネコを飼育しているところがありますので、ぜひ見に行かれてみてはいかがでしょうか!?
以上、「スナネコとイエネコの違いは?大きさを画像付きで徹底比較」でした。