猫の悩み

子猫がケージで夜に泣き止まない!原因や対処法を伝授!

子猫がケージで夜に泣き止まない!慣れない猫の慣らし方を紹介
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皆さんは、子猫の夜泣きにどのように対処されているでしょうか?

新たな家族として、ペットショップや保護団体から子猫をお迎えすることがありますよね。

飼い主さんが寝る時や仕事をする時、家を空ける時は猫にケージに入ってもらうかと思いますが、夜になるとケージから泣き声が聞こえることも…

全ての子猫がそうというわけではないですが、お迎えした夜はケージに入れると夜泣きする子が多いと言われています。

しかし、なぜ夜にケージに入れると夜泣きするのでしょうか?

そこで今回は、子猫が夜にケージに入れると泣き止まない原因と対処法をお伝えして行こうと思います。

新たな環境というのは人間でも順応するのに時間がかかるもので、子猫であれば尚更辛いはず。

本記事を参考にして、新しい環境に猫を慣らしてあげてください。

それでは見ていきましょう!

 

子猫がケージで夜に泣き止まない原因と対処法を伝授!


まず最初に見ていくのは、子猫が夜泣きをする原因です。

夜飼い主さんが寝る時には、事故や誤食などのリスクを防ぐために猫をケージに入れて就寝される方が多いかと思います。

筆者宅の猫も、子猫の時はよくコードやおもちゃをかじっていたので誤食の不安があり、夜中にはケージに入ってもらっていました。

しかしケージに入れて安心したのも束の間、今度は猫の夜泣きで寝られない・・・なんてことはありませんか?

子猫はなぜ夜にケージに入れると泣き止まないことがあるのでしょうか?

夜にケージに入れると泣き止まない原因とその対処法について迫っていきたいと思います!!

 

子猫がケージで夜に泣き止まない理由①:空腹

夜にケージに入れると泣き止まない理由としては、ご飯が足りておらず空腹であることがあります。

子猫時代は成長期であるため、成猫よりも多くのカロリーを必要とします。

そのため、もしかしたら日中のご飯が足りていない心配が…

子猫が夜泣きする原因として空腹が考えられそうな時は、日中のご飯の量を増やしてあげるか、夜寝る時にケージの中にご飯を入れて夜中に食べられるように工夫してみましょう。

 

子猫がケージで夜に泣き止まない理由②:寂しい

理由の二つ目として、子猫が「もっと構ってほしい」と思っていることがあります。

子猫をケージに入れる時は、大抵がお迎えしたての時ですよね。

新しいお家にやってきて、まだ十分に慣れていない中でケージに一人ぼっちにされるのを不安に感じている心配があります。

このような場合ですとついつい甘やかしてケージから出してしまうのですが、注意すべきポイントとしては「構わないこと」が大切なのです。

もしここで猫の要求を飲んで構ってしまうと、猫は「鳴けば構ってくれる」というふうに学習します。

そうなると猫の夜泣きが止まるどころか、ますますエスカレートしてより一層激しく泣いてしまいます。

飼い主さんの負担がより増えますので、もし猫が寂しさから夜泣きしている場合には、心を鬼にして無視することも時には必要なのです。

猫に「鳴いても良いことはない」と思わせることが重要です。

 

子猫がケージで夜に泣き止まない理由③:病気や怪我

病気や怪我で、痛みや不快感がある場合にも夜泣きをすることがあります。

夜泣きしている時は、まず見た目にわかるような鼻水、嘔吐、下痢、出血などはないかチェックしてみましょう。

これで異常を見つけられれば良いのですが、見た目にわからない病気を抱えているケースもあります。

視覚や聴覚、神経系などに病気があり、うまく見えない、聞こえないという時にも激しく鳴くことがあるようです。

もし猫の鳴き声がいつもと違うなと思ったり、病気や怪我を気にするような行動がある場合には、すぐに獣医さんに診てもらうようにしましょう。

 

子猫がケージで夜に泣き止まない理由④:環境に不満がありストレスを抱えている

ケージ内の環境に不満があることも考えられます。

ご飯が無い・気に入らない、トイレが汚れている、寝床が気に入らない、などケージ内の環境がストレスとなり夜泣きに繋がっている懸念も。

ご飯をケージの中に入れているのに食べなかったり、夜中にケージ内にトイレをして汚れていたりようなことはないかチェックしてみましょう。

もしご飯に不満がありそうな時は、ご飯を変えてみるのもアリ。

トイレについては、夜中にトイレ掃除させられるのは大変ですが、もし自動トイレを買わないのであればできるだけ夜中でもトイレ掃除はしてあげたいもの。

また、寝床としてケージの中に毛布など柔らかいものを入れてあげると、母猫を思い出しリラックスできますので、そうした工夫もしてみてくださいね。

 

子猫がケージで泣き止まない時の慣らし方を紹介


迎えたての猫と仲良くしたい・・・と考えるのは飼い主さんであれば当然のこと。

ですが、猫というのは元々警戒心がとても強く、環境が変わるのが苦手な生き物なのです。

そのため、猫にケージに慣れてもらうためには、住環境を整えてゆっくりと気長に慣らしてあげることが必要です。

それでは、子猫がケージに慣れるために飼い主さんが出来ることを紹介します。

 

子猫にケージに慣れてもらう方法:トイレは清潔に

人間と同じように、ケージ内のトイレが汚れているだけで嫌がる猫もいます。

飼い主の就寝時や外出時にケージに入るとなると、猫は1日の大半をケージの中で過ごしますよね。

そんな大事な場所が汚れていたら猫もいい気持ちはしません。

子猫にとって住みよい環境にするためにも、トイレはこまめに掃除してあげましょう。

また、お迎えしたての時は母猫を思い出せるように毛布を入れてストレスを軽減するのも一つの手段です。

 

子猫にケージに慣れてもらう方法:ケージを長時間使用しない

最初から猫を長時間ケージに入れることはおすすめしません。

特にお迎えしたばかりの子猫を長時間ケージに入れると、ケージは閉じ込められて自由を奪われる場所だと認識してしまいます。

猫がケージにネガティブなイメージを持ってしまうと、ケージから出した時にストレスで暴れたり、ケージに入るのを嫌がる可能性も…

初めてケージに猫を入れる時は5分ほどにとどめ、徐々に使用時間を増やしてください。

猫をケージに入れてる間も出来るだけ外出せず、様子を見れるといいですね。

また、常にケージを使用するのではなく、必要な時に最低限の時間で利用することが大切です。

 

子猫にケージに慣れてもらう方法:ペースを守ってあげる

そして最後のポイントは、子猫に無理に構わないことです。

迎えた当初は家にも人にも慣れておらず、猫ちゃんにとって怖いものだらけ。

なので、なるべく猫のペースに合わせてあげることが大切です。

かわいいからとついつい構いたくなるのですが、猫側から甘えてこない限りはそっと見守るようにしてみましょう。

昼寝を邪魔せず、猫の遊びたい時に遊び、甘えたい時に甘えさせてあげることで、「この人は信頼できる」と学習してくれます。

そうすることで、ケージに入れても「またここから出してもらえる」「そのうち飼い主さんは帰ってくる」と思い、泣くことは少なくなります。

成猫になってからも大切なことばかりですが、子猫時代の時はより一層意識してみてくださいね!

 

まとめ


今回は、子猫がケージで夜に泣き止まない理由と対処法、ケージに慣れてもらう方法をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

子猫を迎えるということは、猫ちゃんにとってストレスになります。

そのため、何かが気に入らなかったり、寂しさやストレスで夜泣きしてしまうこともしばしば。

そんな時は、子猫が一体なぜ鳴いているのか理由を見極め、その原因をできる限り取り除くようにしてください。

もし不安であるようなら獣医さんに診てもらってもいいかもしれませんね。

また、子猫が来て間もないうちは猫のペースに合わせてあげて、無理に構ったり撫でたりしないようにしましょう。

猫と楽しい生活を送れるように、ぜひ参考にしてみてくださいね!

以上、「子猫がケージで夜に泣き止まない!原因や対処法を伝授!」でした。