「ご自身の飼い猫に、美味しいものを食べさせてあげたい」
そう考えるのは飼い主として当然のこと。
誕生日やうちの子記念日などには盛大にお祝いしたいですし、ちょっと特別な食べ物をあげたくなりますよね!!
そんな中で今回ご紹介するのは、猫はパンケーキを食べるのか?ということです。
実は有名なジブリ作品「魔女の宅急便」にて、魔女のキキが黒猫のジジにパンケーキをあげているシーンがあるんですよね!!
魔女の宅急便は名作ということもあり、この光景が頭に焼き付いている方も多そうです。
人間にとっては甘くて美味しいパンケーキですが、猫にあげても大丈夫なのか気になっている方のために、
猫はパンケーキを食べるのか?
あげても大丈夫なのか?
また、どんなことに気をつければいいのか?
ということについて、この記事でご紹介していきますので、最後までご覧くださいね。
お誕生日やうちの子記念日などの大切な日には、特製のパンケーキを作ってお祝いするのもいいかもしれませんね♪
それでは早速見ていきましょう!
Contents
猫はパンケーキを食べる?あげても大丈夫?
パンケーキ泥棒が出た!!
このあと、メープルシロップでベタベタにして怒られました😤💢
しかし、しっかりひと口は食べてた。
ホンマに病気になっても知らんぞ💦
今度猫用ケーキを買ってあげるべきかな。 pic.twitter.com/XZ30ks46UY— 悠良🌷︎瀬名くんℓσνє♡ (@yura_yurarinn) November 23, 2017
猫にパンケーキやホットケーキをあげたいと思っている飼い主さんも中にはいらっしゃることと思います。
人間にとっては甘くて美味しいですし、ふわふわで、猫ちゃんにもぜひ味わって欲しい・・・!!
そんな風についつい思ってしまうのですが、猫にパンケーキをあげても大丈夫なのでしょうか?
猫にパンケーキはあげないで!
結論から言うと、猫にパンケーキやホットケーキを与えるのはやめましょう。
パンケーキにかかわらず人間用の食べ物には塩分や糖分、脂肪分が含まれており、その分量は人間にとっては少なくても、猫にとっては身体に負担をかけてしまうことになります。
塩分や糖分だけではなく、パンケーキやホットケーキに使う材料である小麦や牛乳自体も、与える際には注意が必要です。
小麦類は厳禁というわけではありませんが、炭水化物ですので食べすぎると糖尿病の原因になってしまいますし、最近は「グレインフリー」のフードも出ているように、猫ちゃんの消化のことを考えるとあまり食べさせたくない原料です。
また、人間用の牛乳や生クリームには猫が分解できない「乳糖」というものが含まれているため下痢を起こしてしまう心配があり、こちらも与えるのは気が引ける食材です。
猫にはミルクというイメージがあるので牛乳については驚かれる方が多いのではと思いますが、猫に与えるミルクはヤギミルクなどペット用のものがありますので、そちらなら安心ですよ。
人が食べるものは猫に与えない!
自分たちが楽しんでいる食事を、うちの子にも・・・と考えてしまうのは当然です。
猫を飼っている筆者もどれほど考えたことか!!(笑)
ですが、猫と人間の身体の機能は全く違いますし、必要となる栄養素も異なります。
同じものを食べさせたい・・とどれだけ強く思ったとしても、人間が食べるものを猫ちゃんに与えるのはよくありません。
まれに「手作り食」を必要とする子がいるのは事実ですが、その場合は大抵が獣医さんの指示や指導があることがほとんど。
獣医さんからそういった特別な指示を受けていない限りは、たとえ猫ちゃんが食べられるものであっても人間の食べ物を与える必要はありません。
猫ちゃんが満足していないのではないか・・・と心配になってしまうかもしれませんが、大丈夫です。
猫は普段の食事やおやつで十分幸せに感じていると思いますよ。
猫用パンケーキや猫用ケーキを与えるときの注意点
三毛猫5歳の誕生日でした🥳おめでとーーーー!💓ペットショップの猫用ケーキ、、案の定食べない😂 pic.twitter.com/PTH4BEehbP
— しら (@_sira) May 20, 2021
それでも猫ちゃんにパンケーキやスイーツをあげたい・・・!!と思った時に、気をつけるべきことをお伝えしていきますね。
最近は猫用ケーキというものが販売されていて、猫が食べても問題ない食材で作っているケーキがあります。
大型のペットショップで取り扱っていることもありますし、オンラインショップで購入することもできるのですが、猫用ケーキを実際に注文して、食べさせる前によく考えておきたいことをご紹介します。
猫用ケーキに使われている材料をチェック
購入する前や、与える前に何度でも確認しておきたいのがこちら。
猫用ケーキに実際に使われている材料を確認しておくことです。
一般的には以下のような材料がメインであることが多いです。
- 煮干しパウダー
- ささみ
- かつおぶし
- じゃがいも
- かぼちゃ
- 豆腐
- チーズ
- 砂糖(使用されていないこともある)
- 乳成分(使用されていないこともある)
- 卵(使用されていないこともある)
- ゼラチン
- 果物(ベリー類)
上記リストの食材は基本的に与えても問題ない食べ物ですが、猫ちゃんによってはアレルギーを引き起こしてしまう心配がありますので、アレルギーを持っている猫ちゃんには特に注意して与えるようにしてくださいね。
他に確認したいのは、チョコレートやコーヒーなどが含まれていないかということ。
この2つはケーキに入りがちな材料ですが、食べて美味しいのは人間だけ。
チョコもコーヒーも猫を死に至らしめるほどの危険性がありますので、絶対に食べさせないようにしましょう。
猫用ケーキを食べたらご飯は控えめに
猫用パンケーキはやくたべたいにゃん😻 pic.twitter.com/AgWuBqlpyv
— め (@mere_nyans) March 15, 2021
猫用ケーキを食べたら、メインの食事は控えめにするようにしましょう。
食べ過ぎは肥満の原因になってしまいますし、お腹を下してしまうリスクも考えられます。
猫用のおやつを与える時にカロリーを気にするのと同じで、猫用ケーキを与えた時も必ずカロリー計算を怠らず、体型管理を飼い主さんがしっかりと行うようにしましょう。
猫用ケーキの与えすぎに注意
猫の体のことを徹底的に考えぬいている猫用ケーキは、それだけ手間がかかっているということもありやはりお値段はお高め。
手頃な猫用ケーキの中には、人用ケーキと変わらず砂糖や乳製品が使用されている場合もあります。
砂糖は言わずもがな肥満や糖尿病のリスクがありますし、乳製品も下痢を引き起こしてしまうかもしれません。
もしお値段お手頃な猫用ケーキを購入した時は、先ほども言ったようにまずは材料をチェックし、もし砂糖や乳製品が使用されていた場合にはあげすぎに注意して、一口程度で抑えるようにしましょう。
まとめ
猫用パンケーキ食べてる
うちの猫さんたち可愛すぎ☺️
まぁフローリングをパンケーキだらけにされましたが…… pic.twitter.com/VGAofjdENL— リャフカ🌖🌈🕒 (@Ryafu_ka) November 4, 2020
今回は猫がパンケーキを食べるのか、食べても大丈夫なのかというテーマでお送りしましたが、いかがでしたでしょうか?
魔女の宅急便にてキキが黒猫のジジにパンケーキを与えているシーンがあるのですが、それはフィクションの世界だけ。
猫には人間用の食べ物は必要ありませんし、場合によっては病気のリスクになってしまうこともありますので与えないようにしましょう。
ですが、誕生日や特別な記念日にどうしても猫にスイーツを与えたい場合もあるかと思います。
その場合には、猫が食べても問題ない材料ばかりを使った猫用ケーキが販売されていますので、そちらを利用するようにしましょう!
購入の際には原材料をしっかりとチェックし、与えすぎには注意するようにしてくださいね。
以上、「猫はパンケーキを食べる?あげても大丈夫?」でした。