猫好きは子供嫌いが多い?猫を飼うと子供ができないって本当?について詳しくご紹介していきます!
「猫好きな人の中には子供嫌いな人が多いらしい!」とか、「猫を飼っていると子供ができにくくなるらしい」といった一説って世の中に結構ありますよね。
「犬を迎えると子宝に恵まれる」説もありますし、それならば子供が欲しい人は猫でなく犬を飼えという事?と混乱状態にある人もいると思います。
今回は、世の中にある様々な一説の中から、
- 猫好きは子供嫌いが多い
- 猫を飼うと子供ができない
この2つの説についてご紹介していきます!
なぜそんな事が言われるようになったのか?科学的根拠は?など、詳しく解説していきますので、最後までじっくりご覧ください♪
Contents
猫好きの人は子供嫌いが多い?その理由とは?
昔から「動物好きな人に悪い人はいない!」という一説がありましたが、動物に向ける優しい目を見ていると確かにそう思えてきますよね。
その優しい眼差しを、結婚していつか授かるわが子にも向けてくれたら…なんて想像をされた事がある方もいるのではないでしょうか。
しかし、猫や犬などのペットをかわいがっているパートナーを見て大丈夫だ!と思っていたのに、いざ結婚した後に「子供嫌い」が発覚した…というケースもあるようです。
とはいえ、それはあくまでもその方のケースであって、全員が全員ではありません。
確かに猫好きの人の中には子供が嫌いという人はいますが、結論から申し上げると、猫好きで子供嫌いな人が極端に多いわけではないようです。
では、猫好きの人は子供嫌いが多いと言われる理由は何なのか?について考えていきましょう。
猫好きの人は子供嫌いが多いと言われる理由とは?
「猫好きな人は子供嫌いが多い」と言われる一番の理由は、猫と子供を比べる、という事にあるようです。
例えば子供が赤ちゃんの時、「お腹がすいた~」「おむつが気持ち悪い」「抱っこしてほしい」「暑い、寒い」などの意思表示を全て『オギャー』という泣き声で表現しますよね。
これは子猫であっても鳴き声で表現するのは同じですが、その鳴き声(泣き声)の大きさや可愛さから、子猫は許せるけど子供の泣き声は許せない、という方が多いようです。
実際子猫の育児をしていてノイローゼになる方は少ないですが、人間の赤ちゃんのお世話に疲れてしまう人は少なくないですよね。
他にも、人間の子供は成長と共にできる事が増え、いたずらをするようになりますし、口も達者になっていきます。
いずれは反抗して親の思い通りにいかない事もしばしばあるでしょう。
しかし猫であれば、いたずらされないように防止策さえ講じれば、口が達者になる事はありませんし、猫の性格にもよりますが、自分でしつけさえちゃんとしておけば反抗する事もない。
このように猫と子供を同じ目線から比べて「猫の方がいい!」と判断する人がいる事で、「猫好きな人は子供嫌いが多い」という一説にまで発展しているようです。
猫も子供も好き、猫も子供も嫌い、という人もいる!
一方で、猫も子供も好きという人もいますし、逆にどちらも苦手という人もいます。
どちらも好き!という方はきっとお世話好きな性格であったり、母性が強い方であったり、猫と子供をどちらも自分が守り育てなければならない存在であると考え、そこに自分の価値を見出せる人が多いでしょう。
どちらも嫌い!という方は、自由な時間を過ごしたいと思っていたり、他に没頭している事があったり、自分の生活や自分ひとりの時間を謳歌している人かもしれません。
純粋に同じ目線に立って言葉を解せない子供や猫などの動物が苦手という人もいるでしょうね。
このように理由は様々で人によって違うものの、「猫は好きだけど子供は嫌い」という人と同じくらい、
- 猫も好き、子供も好き
- 猫も子供も嫌い
- 猫は嫌い、子供は好き
という人がいるのも事実ですので、「猫好きの人のほとんどが子供嫌い」という事ではありませんので、誤解しないようにしましょう!
「子供嫌い」もケースバイケース?
もう一つ言えるのが、「子供嫌い」という人の中にも様々な人がいるという事。
例えば、
- まだ言葉のしゃべれない赤ちゃんであれば好きだけど、幼稚園生や小学生のように言葉をしゃべれるようになってきた子供が苦手。
- 走り回れるくらいの子供であれば好きだけど、生まれたての赤ちゃんはふにゃふにゃで抱っこするのも怖い。
- しっかり親がしつけをしているいい子は好きだけど、スーパーで走り回るような子供が嫌い。
など、「子供嫌い」の一言でまとめても、様々な考えがあります。
これに猫好きか否かは関係なく、人間なら誰しも好みが分かれるのは当然の事です。
そこに猫の存在がある事で、結果的に「猫の方がいい」「猫はかわいい」という結論に結びつけてしまうのかもしれませんね。
自分の子供は例外!?
「子供嫌い」という人の中にも、忘れちゃいけないのが「我が子はかわいい」という人がとても多いという事。
自分は子供が嫌い…と思っていたはずなのに、いざ自分の子供が生まれてみるとかわいくてかわいくて、目に入れても痛くない!というほど溺愛している人って結構多いんですよね(笑)
他人の子供より血のつながった我が子がかわいいと感じるのも、生まれた時からの成長を見ていてどんどん愛情が爆発していくのも当然。
中には、それまで子供との関わりがほとんどなく、関わり方がわからなかったから苦手だっただけで、親になった途端、子供嫌いじゃなくなる人もいます。
自分は子供が嫌いだから、と思っていると実際に育てる覚悟が決まらない方も多いと思いますし、自分は子供はいらない!と結論づけている人もいると思いますが、実際にそうなったら変わる人も中にはいます。
もしパートナーが自分は猫は好きだけど子供は嫌い、と言っていたらその理由に耳を傾けて、解決策が無いかを考えてみるのも良さそうですね!
猫を飼うと子供ができない説は本当なのか検証!
もう一つ、「猫を飼うと子供ができない」という説は本当なのか?について考えていきましょう!
将来的に子供が欲しいと思っているご家庭であれば、「猫を飼うと子供ができない」と聞くと飼うのが怖くなりますよね。
人によっては結婚前から飼っている猫ちゃんがいるのに…!なんて動揺される方もいるのではないでしょうか?
ご安心ください、猫に子供ができにくくするパワーはありません!
・・・が、猫を飼っている事で飼っていない人に比べて子供ができにくくなったと感じている人がいるのも事実です。
どういう事なのか、その理由についてひとつずつ解説していきます!
猫を飼うと子供ができない理由①寝室が一緒
猫ちゃんの中には甘えん坊だったり、寂しがり屋だったり、飼い主さんの事が大好きで寝る時も一つのベットで一緒に寝ている子がいますよね。
体に寄り添って寝てくれて、カワイイし温かいし最高~!となる飼い主さんも多いと思います。
しかしそれが原因で、夫婦の時間が作りにくくなる方も多いようです。
小さい頃から一緒に寝る事が定着してしまっていて、いざ子作りのタイミングで寝室から出そうと思っても、暴れて嫌がったり、すぐに自分でドアを開けて戻ってきてしまったり…と困っている人もいます。
そうなると子作りの回数も減少したり、タイミングを計れない可能性もあり、猫ちゃんを飼っていないご夫婦に比べて、子供ができにくくなる原因の一つとなるでしょう。
猫を飼うと子供ができない理由②猫が子供
猫に限らず、犬やその他のペットを飼っていると、我が子として育てますし、家族の一員として心を満たしてくれますよね。
自分がご飯をあげて、トイレの掃除をして、一緒に遊んで、時には寄り添ってくれて。
「この子が我が家の長男(長女)!」と思っている方も多いと思います。
ただその結果、子供が欲しいという気持ちが薄れてしまう人は少なくありません。
いずれ子供もほしいけど、今はこの子(猫ちゃん)がいるから~と先延ばしにしていたら、子供を授からなかった…というご夫婦もいます。
猫ちゃんに心が満たされているご夫婦こそ、この理由に当てはまってしまうかもしれませんね。
猫を飼うと子供ができない理由③子供ができないから猫を迎えた
「猫を飼うと子供ができない」と言われる理由のひとつに、「子供ができないから猫を迎えた」という人の存在があると思います。
不妊治療に区切りをつけて子供の代わりに猫を迎えた人や、そもそも妊娠が不可能だとわかっていて結婚当初から猫を飼い始めた人など、事情は様々あると思います。
が、中にはそんな事情も知らずに「猫を飼っているから子供ができづらいんじゃない?」なんて思ってしまう人がいるというわけです。
実際に猫の影響で子供ができないわけではないのに、その誤解が一人歩きして「猫を飼うと子供ができない」説を後押ししている部分もありそうですね。
猫を飼ったから子供ができた人もいる?!
上記をご覧いただいてお分かりいただけたと思いますが、猫を飼ったことで生活や気持ちが変化して、子供から遠ざかってしまう人もいますが、体的に妊娠しにくくなる心配は一切ありません。
猫から出る何とかっていうホルモンが~などの根拠は一切ないという事です。
むしろ、理由③のように不妊治療に区切りをつけて猫を迎えた事で、「子供を作らなきゃ」というプレッシャーや期待から解放されて気持ちに余裕ができた事で、子供を授かったという人もいます。
ですので、いずれ子供もほしいけど猫も飼いたい!という方は、パートナーの方と相談をして、いつ迎え入れるのがいいのかを検討してみましょう。
すでに飼っている!という方も、猫ちゃんとの生活の中で子供をお迎えできるように、パートナーの方と話し合ってみてくださいね。
まとめ
今回は、猫好きは子供嫌いが多い?猫を飼うと子供ができないって本当?という2つの説について解説してきました。
いずれにしても科学的根拠はなく、あくまでも一部の人の意見が一人歩きしているという結果でした。
どちらも必要以上に不安になる必要も、心配になる必要もありません!
猫を好きだから子供が好き、猫を飼っているから子供ができない、と決めつける事なく、パートナーとしっかり向き合って相談していきましょう♪