猫の抜け毛が多い季節は7月の夏でなぜ増えるのかも解説していきます。
猫は抜け毛が多いものですが、特に7月の夏に抜け毛が多い季節になることもあります。
夏に入った7月になぜ増えるのか、また本来の換毛期はいつ頃でどれくらいの期間続くのか皆さんと勉強していこうと思いますよ。
それでは、猫の抜け毛が多い季節は7月の夏でなぜ増えるのか紹介していきます。
Contents
猫の抜け毛が多い季節は7月の夏?
雲の切れ間から青空が見えます
久しぶりに晴れるのか?
予断を許さないお天気です
気温が上がるのは嫌です😅猫たちのブラッシングをすると抜け毛がひどい
戻り梅雨、猫たちにも影響を与え、食欲が減っています・・・#猫 pic.twitter.com/JiVc8wwc06— green_blue_sky (@green_blue_sky) July 16, 2022
猫の抜け毛が多い季節は7月の夏って本当なんでしょうか?
本来の猫の換毛期がは7月ではない?
基本的に猫の換毛期がやってくるのは春と秋と言われており、気候や天候が特徴的である夏と冬に備えて行われます。
本来夏に向けての抜け毛についても、春の3月頃から夏を快適に過ごすための準備が始まり抜け毛が増えだします。
それから1ヶ月ほどかけてすべてが生え変わります。
逆に冬用の被毛になる時は、秋の11月頃から生え変わりが始まります。
本格的な冬が始まる前に、快適に過ごすための準備が始まり、夏の毛同様に1ヶ月ほどで終わります。
室内飼いの猫は例外?
上記で一般的な猫の換毛期について紹介してきましたが、夏真っ盛りの7月に抜け毛が増えるのはなぜなんでしょうか?
一般的には春と秋に訪れる換毛期に関しても個体差によって開きがあり、春の換毛期は5〜7月、秋は9〜11月頃といわれています。
しかしながら、換毛期がはっきりしない猫が増えており、その理由として考えられるのが室内飼いが増えていること。
日照時間や気温の変化があまり感じられないことから、7月に換毛期を迎え抜け毛が増える傾向にあるようです。
猫の換毛期を乗り切る方法は?
7月に換毛期を迎えると、暑い中で抜け毛が散乱していると具合悪くなりますよね・・・
まずは散らばる前にブラッシングをして毛を集めてしまうのが有効。
大量に毛が抜けるので、やり過ぎてハゲてしまうと心配する方もいるかもしれませんが、その可能性はないので安心を。
なんてことはないのでご安心ください。
1日何度ブラッシングをしても問題ないので、換毛期はブラッシングを積極的に行って、抜け毛防止、猫が換毛期の毛づくろいで毛玉を飲み込まないようにしてあげましょう。
なぜ7月に抜け毛が増えるのか?
本格的な夏に向かって猫の抜け毛が酷い。長毛の猫飼いさん達にクシタイプのブラシを昔オススメされたが、それよりもラバータイプのブラシの方が沢山抜け毛取れる。 pic.twitter.com/JzPJkG9kqN
— つむぎぷー (@M5xcP) July 20, 2022
なぜ7月になると抜け毛が増えるのか?
7月に抜け毛が増える理由は?
これまでも紹介したように年2回の換毛期を猫は迎え、冬毛から夏毛に代わる「春の換毛期」と、さらっとした夏毛からふんわりの冬毛に代わる「冬の換毛期」があります。
この猫の被毛は一定の周期で成長し抜け落ちていき、これを毛周期というそうです。
ではなぜ上記で紹介した、本来の換毛期からずれて7月の夏に抜け毛が増加するのでしょうか?
毛周期が変化する要因はいくつかあります。
- 遺伝子
- 日照時間
- 気温
- 栄養状態
- 神経
- ホルモンなど
そもそも毛の長さを決める遺伝子によって決まっており、長毛の方が抜け毛が多くなる傾向にあり、さらに外的要因として日照時間が長くなることで毛の成長が促されるので、日照時間が短いと換毛期が遅れる。
また、一定の気温によって引き起こされることもあり、暑くなる前の春と寒くなる前の秋の気温になると換毛が起こることがあるみたいです。
となると、室内飼いの場合は外的要因で換毛期が遅れるという可能性が高まります。
他にも栄養状態が低栄養の場合、神経が麻痺することによって毛周期が不安手になったり、ホルモンの分泌によって変化することもあるようです。
7月の夏に抜け毛が増えるのはエアコンが原因?
猫の換毛とは人の衣替えのようなものですが、その換毛期の期間は本来の3月から始まっても、遅れて7月から始まっても期間は同じなんでしょうか?
換毛期が後ろにずれても、基本的に全身の毛が一気に抜けるということはあり得ないので、期間的には同じです。
ですので1〜2ヶ月かけて大量の毛が抜けて新しい毛に生え替わりますから、最悪9月までは我慢する必要がありそうです。
冬から夏に向けて毛が抜けるので、毎日驚くほど大量の毛が抜けることになり、飼い主にとっては頭の痛い期間だと言えるでしょう。
このように夏毛と冬毛の話を聞くと、上記でも紹介したように遺伝子的にシングルコートの猫は換毛期がないかと思われるかもしれません。
しかし、ある程度は抜け毛が発生し、ゼロとは言い切れません。
とはいえダブルコートの品種の方が長毛の事が多いので、シングルコートよりも換毛期の抜け毛量が多い傾向にあると考えても良いでしょう。
冬毛が抜ける7月の抜け毛が多い
これまでも紹介したように、抜け毛の量が多いのは春の換毛期の方で、その傾向が顕著に現れるのが1歳以降になってからです。
一般的には早くて3月、遅くとも4月から換毛期が始まり、7月くらいのうち約90日間にわたって抜け続けるというパターンが多いです。
しかし、室内飼いに限って調べてみると、冬から夏への生え変わりは5月初め頃からスタート、6月がピーク、もしくは7月にピークを迎えることも少なくありません。
7月に抜け毛が増加する要因でも紹介したように、毛の抜け代わりには気温と日照時間が影響しています。
日照時間に関しては、日当たり良い家の方がほとんどでしょうし、猫も移動して日向ぼっこすることがあるので、日照時間が大きな影響を与えているとは思えません。
しかし、完全室内飼いで家の中が常時エアコンによって1年中快適な気温に保たれていることは、かなり大きな影響があるのではないでしょうか。
毛が生え変わる一番大きな理由はその季節に適応するためで、気温はかなり大きなウエイトを占めていると思います。
ということから、7月もしくは秋に大量に抜け落ちる猫がいても不思議ではありませんよね。
まとめ
一時預かり中のパセリちゃん(猫)、4歳ぐらい
ちょいぽっちゃりに見えますが「体型は問題無いです!」(団体さんの獣医さん)という剛毛マジック
最近は抜け毛を溜めてパセ毛ボールを作ることを企んでいる……のですが……
抜け毛も剛毛なんで……なんていうかまとまるかな……って感じです……#猫 pic.twitter.com/eTIRRXuhYV— あきもどき (@_akimodoki_) July 26, 2022
猫の抜け毛が多い季節は7月の夏でなぜ増えるのか解説してきました。
猫の抜け毛が多い季節は本来春先ですが、室内飼いの猫はエアコンの影響で温度差が無く、日照時間も少なくなる傾向にあることから、7月の夏に換毛期を迎えることになるみたいです。
なぜ抜け毛が増えるのかという点においても、冬から夏毛に生え変わるタイミングでもあるからといえます。
以上、猫の抜け毛が多い季節は7月の夏でなぜ増えるのかの解説でした。