猫の悩み

キャットフードをお湯でふやかすのはいつまで何ヶ月まで?ふやかし方はレンジがおすすめ?

キャットフードをお湯でふやかすのはいつまで何ヶ月まで?ふやかし方はレンジがおすすめ?
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キャットフードをお湯でふやかすのはいつまで何ヶ月まで?ふやかし方はレンジがおすすめ?についてご紹介していきます!

ミルクから離れて徐々にご飯を進めていく子猫に、どのようにキャットフードを与えたら良いのか迷う方は多いですよね。

特に最初のうちは、こんなカリカリしたキャットフード食べられるの!?と驚かれる方もいると思いますが、キャットフードを与える際は、まず初めは水分でふやかして与えるのが一般的です。

そこで今回は、いつ頃までふやかしてあげるのか?ふやかし方は?といった疑問について、詳しくご紹介していきますので、参考にしてくださいね♪

 

キャットフードをお湯でふやかすのはいつまで?何ヶ月が目安?

キャットフードをお湯でふやかすのはいつまで何ヶ月まで?ふやかし方はレンジがおすすめ?

ミルクですくすくと大きくなった子猫は、徐々に食事を始めていきますね!

ミルクから離れて巣立っていく感覚はちょっと寂しく感じられますが、食事を摂れるようになることは子猫にとって生きていくために大切なこと。

正しい手順で少しずつ子猫のペースに合わせてすすめてあげましょう♪

 

離乳食~成猫用フードへ切り替えるまでの流れ

ミルクを飲んで成長していくと多くの子猫は、3週間くらいから乳歯が生え始めます。

この時期から離乳食と言われる食事を少しずつ始めていきましょう。

  • 生後3週間頃(乳歯が生えてきたら)
    →ペースト状の離乳食からスタート
  • 生後2ヶ月頃(乳歯が生え揃う頃)
    →ドライフードをふやかして与える
  • 生後3ヶ月~5ヶ月頃(永久歯が生えてる~生え揃う時期)
    →ドライフードをふやかすお湯の量を調整し、徐々にふやかさずに与える
  • 生後12ヶ月頃
    →子猫用ドライフードから成猫用ドライフードへ切り替える

※個体差がありますので、これはあくまでも目安です!

上記でご紹介した通り、ドライフードをお湯でふやかすのはひとまず“3ヶ月頃まで”が目安となります。

そこからふやかさずに食べられるか様子を見ながらお湯の量を調整していき、遅くとも5ヶ月頃までには、硬いドライフードが食べられるようになるのが理想です。

ドライフードをふやかさずに与える際は、突然硬いドライフードを与えるのではなく、徐々にお湯の量を減らしていくようにしましょう。

突然ふやかしていないドライフードを与えてしまうと、消化器官に急激に負担をかける事になり体調不良の原因となりますので、ご注意くださいね。

 

生後3ヶ月以前にふやかさずに与えるのは危険?

猫によっては、生後2ヶ月頃であってもドライフードを硬いまま、もりもり食べる子もいます。

食べられるなら問題ない!と思いがちですが、子猫は消化器官が未発達の状態です。

そのため、ふやかしていないドライフードを与え続けると、消化不良などから体調を崩してしまう可能性があります。

生後3ヶ月頃まではカリカリが大好きな子猫にも、お湯でふやかして消化しやすい状態で食べさせるようにしましょう!

 

生後5ヶ月以降もふやかして与えるとどんな影響がある?

生後5ヶ月頃になると永久歯が生え揃ってくる時期であり、歯や顎が強くなっていきます。

このころから硬いものを食べてより一層歯や顎を強くしていく必要がありますので、成長を促進するためにも、硬いドライフードを食べられるようにお手伝いをしてあげましょう。

咀嚼をして物を食べる事は猫に限らず、動物にとって大切なことです。

5ヶ月以降も柔らかいご飯をあげ続けるとただちに何か悪い事が起こるという事ではありませんが、成長を促すようにコントロールしてあげてくださいね。

また、カリカリとドライフードを噛んで食べる事で、歯周病リスクを減らす事ができます。

都度歯磨きをしてあげるのは大変ですし、カリカリと咀嚼する事で歯垢を取るお掃除にもつながりますので、食べられるようになったらぜひ硬いまま与えてくださいね!

 

キャットフードのふやかし方は?レンジが簡単でおすすめ?

キャットフードをお湯でふやかすのはいつまで何ヶ月まで?ふやかし方はレンジがおすすめ?

キャットフードをふやかす時の手順についてご紹介していきます!

今回は、レンジで簡単にふやかす方法から、ふやかす際の注意点まで解説していきますので、生後3ヶ月頃から取り組まれる方はぜひ参考にしてみてくださいね♪

 

キャットフードの正しいふやかし方

ぬるま湯でふやかす方法
  1. 少し深さのあるお皿にキャットフードを適量(1食分)入れる
  2. ぬるま湯をキャットフードが浸るぐらい入れる
  3. 10分ほど放置して指でほぐれるか確認
  4. 念の為熱くないかを確認して与える

この手順が一般的ともいえるふやかし方となります。

特に難しい点はありませんが、あまり長時間ふやかしてしまうと、品質や風味が劣化してしまうので要注意。

「数食分まとめてふやかしておいて…」と長時間浸した状態にはせず、1食分ずつふやかして与えるようにしてくださいね。

 

電子レンジでふやかす方法

ぬるま湯がすぐに用意できないなどの理由で、電子レンジを使用してふやかす際は、1食分のドライフードがひたひたになる程度の水を入れて、約20秒ほど加熱します。

その際、ぐつぐつと煮立つほど加熱するのはNGです。

取り出してから、柔らかくなっているか+熱くないかを確認して猫に与えましょう。

 

ふやかす時の時短テクニック

ぬるま湯を用意する時間が無い時は、上記でご紹介した通り電子レンジを使用する事で時間を短縮する事ができます。

他にも、あらかじめドライフードを砕いてからぬるま湯に浸すと10分もかからずに柔らかくなりますので、急いでいる時には試してみてください!

ドライフードは水でふやかす事もできますが、10分以上時間を要しますので、できる限りぬるま湯を用意するか、電子レンジなどを活用にするのがおすすめです。

 

キャットフードをふやかす時の注意点は?

キャットフードをふやかす手順を見てお分かりの通り、やり方はとても簡単ですよね。

ただ、ちょっとしたポイントを間違えてしまうと、猫ちゃんにとってマイナス効果となってしまいますので、ここでご紹介する注意点は、ぜひ配慮してあげてくださいね。

 

お湯でふやかすのはNG

ドライフードをふやかす際は、ぬるま湯or水でふやかしましょう。

電子レンジでふやかす時も、ぐつぐつと高温で加熱するのは避けましょう!

その理由は2つ!

  1. 猫舌(熱いものが苦手)だから
  2. 栄養の問題

まず①の猫舌に関しては説明は不要かと思いますが、猫の舌は神経が集中しているため、かなり熱さには敏感。

そのため、お湯で急速にふやかしたとしてもすぐに食べる事ができないので、人肌程度に冷ましてあげる必要があります。

そして②の栄養の問題ですが、キャットフードに含まれているビタミンBなどの栄養素は水溶性なので熱に弱く変性してしまいます。

特にビタミンB1は猫ちゃんにとって必須の栄養素で、栄養効率が悪くなってしまうのはもったいないですよね。

栄養バランスも考えられて作られていますので、必要以上に栄養バランスを崩さないように、ぬるま湯や水を使ってふやかすようにしましょう。

 

牛乳でふやかすのはNG

キャットフードに慣れてもらうために、人間用の牛乳でふやかそうと思われる方も多いと思います。

これまでミルクを飲んでいた子猫ならこちらの方が違和感が少なく感じられますよね。

ただ人間用の牛乳は、消化器官が未発達な子猫にとっては負担が大きい飲み物です。

そのため下痢になり、ひどい場合には脱水症となる子も少なくありませんので、子猫に人間用の牛乳を与えるのは絶対にNGです。

水やぬるま湯以外でふやかしたい場合には、子猫用のミルクを使うのがおすすめ。

ただし、そもそもキャットフードだけで栄養が摂れるところに、さらにミルク分の栄養を摂取してしまうため、与えすぎには要注意。

体重を測るなど注意をしながら、徐々に水やぬるま湯に慣らしていきましょう。

 

ふやかした水分は捨てない

ふやかした水分には、キャットフードから漏れ出した栄養成分が含まれているので、キャットフードの栄養を余すところなく摂取するためには水分も一緒に与える必要があります。

ふやかした時のぬるま湯や水は捨てて食べやすくしてあげてしまう方もいると思いますが、それは実はとてももったいない事ですので、捨てずにふやかしたご飯と一緒に与えましょう。

また、ミルクを離れて水分の摂取が必要となる事もあり、効率よく水分補給する手段となります。

ふやかした水分は捨てずに猫ちゃんに飲ませてあげてくださいね!

 

ドライフードではなくウェットフードを与えるのはNG?

そもそも、ドライフードが硬いからふやかすのであって、それならば柔らかいウェットフードを与えれば良いのでは?と思った方は多いのではないでしょうか。

確かに缶やパウチで販売されているウェットフードはふやかす手間もないですし、風味や食感が良いため食いつきの良い猫ちゃんが多いのも事実です。

ここで重要となるのが、キャットフードの種類についてですが、

  • ドライフード:「総合栄養食」
  • ウェットフード:「栄養補完食」「一般食」

大きく分けると、このような種類があります。

ドライフードは「総合栄養食」と呼ばれている通り、猫ちゃんが必要な栄養素がこれ一つで摂取できるように、たっぷりと含有されています。

一方ウェットフードは「栄養補完食」「一般食」と呼ばれており、これ一つで完全に栄養を摂取できるものではありません。

そのため、成長に欠かせない栄養を漏らす事なく摂取するためにもドライフードの方がおすすめです。

ただし、ドライフードを食べてくれない、ウェットフードは食べる・・・という猫の場合は、混ぜてあげるなどの使い方で有効活用する事ができますので、お試しくださいね。

 

まとめ

キャットフードをお湯でふやかすのはいつまで何ヶ月まで?ふやかし方はレンジがおすすめ?

今回は、キャットフードをお湯でふやかすのはいつまで何ヶ月まで?ふやかし方はレンジがおすすめ?についてご覧いただきました。

慣れるまでは面倒に感じられる方もいるかもしれませんが、おおよそ食事のリズムなどが決まってくると毎日やる作業なので、何も考えなくてもできるようになります!

猫ちゃんがさらに成長して、立派な大人になっていくために必要な過程ですので、できる限りサポートしてあげたいですね♪

今回ご紹介した内容は目安となる部分が多く、猫ちゃんによって異なる可能性がありますので、焦らず猫ちゃんのペースで進めてあげてくださいね!