猫の悩み

猫の耳に水やシャンプーは危険?

猫の耳に水やシャンプーは危険?
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猫を飼っていると気になる猫の身体の構造。

今回は「猫の耳」についてお話をしていきますよ。

猫の耳といえば、猫の体の中で誰もが可愛いと思えるパーツ!

人間の耳よりもさらに薄く柔らかいので、猫飼いさんなら猫耳を触って幸せを感じる人も多いはず!!(笑)

筆者も自宅の猫の耳をペロペロと触ってはいつも猫に怒られているのですが、猫の耳一つとっても魅力がありますよね。

そんな猫飼いさんでも気になることの一つとして、「猫の耳に水が入っても大丈夫なのか?」という疑問はないでしょうか?

そう思ってネットで調べてみると、「猫の耳に水が入ると死んでしまう」というような噂が昔からあるようですね。

たとえ水嫌いの猫ちゃんであっても、ご家庭によっては、また猫ちゃんの状態によってはお風呂に入れることもあるので、まさか耳に水が入って死んでしまうなんて!?とこの噂を知った飼い主さんはびっくりではないでしょうか。

筆者もこの噂については初めて知ったので、さすがに水ではなくともシャンプーが入ってしまったら病気になるのでは・・・なんて不安になってきましたよ。

そこで、猫の耳に水が入ったらどうなるのか?

さらに猫の耳にシャップーが入ってしまったらどうなるのか?

この2点について疑問を解消していきましょう!

 

猫の耳に水は危険?


「猫の耳に水が入ると死ぬ」という噂が長年囁かれているようですが、実はこれは間違いです。

そりゃそうですよね。(笑)

耳に水が入って死んでしまっていては、今頃世界中の野良猫ちゃんは絶滅しているのではないでしょうか。

この噂を初めて知った筆者でも、これは流石に言い過ぎだろうと思いました。

というのも、以前、筆者宅の猫が耳の皮膚病になった時、動物病院から点耳薬を処方されました。

そのお薬は猫の耳の中に直接垂らして、出てこないように数回耳をモミモミして浸透させるもの。

これは思いっきり「猫の耳に水」ですよね。(笑)

しかし、もし猫の耳に水がNGであればとっくにウチの猫は死んでいるはずです。

もし耳に水が入っても、猫ちゃんは犬のように身体をブルブルと震わせ、遠心力で耳の水を自分で出すことができますので大丈夫。

猫ちゃんが耳の病気にかかってしまった場合はお薬を耳の中に直接垂らすことになりますし、「猫の耳に水は危険」という噂を気にし過ぎないようにしましょう。

 

猫の耳に水が入ると外耳炎のリスクになる?

とはいえ、薬はともかくとして、耳に入った水をそのままにしておくのは良くないようです。

猫ちゃんの耳の中は通常乾いているのですが、何らかの形で猫の耳に水が入り濡れた状態のまま放置していると、湿った耳の中で菌やカビが増え皮膚炎や外耳炎を発症してしまうことがあるようです。

特に、折れ耳で人気のあるスコティッシュフォールドやマンチカン、アメリカンカールなどの品種は、その耳の形が原因で耳の中が乾きにくく耳垢が溜まりやすくなっています。

筆者宅のネコは折れ耳のスコティッシュフォールドで、子猫時代に真菌で耳の中が皮膚炎になってしまったことがあり、それ以来こまめに耳掃除をするようにしています。

もし上記の品種で折れ耳の個体の子と暮らしている方は、特に耳の中の状態をこまめに確認してあげてくださいね。

もし水がかかってしまったと思った時はすぐに拭いてあげて、定期的に耳掃除もするといいかもしれません♪

どちらかの耳を執拗に掻いたり、気にしている様子があればすぐに動物病院へ行くようにしましょう!

 

猫の耳にシャンプーが入ったらどうなる?


水については分かりましたが、シャンプーについてはどうでしょうか?

野良猫ちゃんを保護したときや、それ以外でも猫ちゃんが汚れてしまった時はお風呂に入れることはよくあるのではないでしょうか。

筆者の場合ですと、猫ちゃんが長毛種であるためお尻周りの汚れが気になり、月1回はお風呂に入れるようにしています。

お尻周りの毛を短くカットしているのですが、それでも汚れるときは汚れるんです・・・。

そんな時にお風呂でシャンプーをするのですが、耳にシャンプーが入ってしまった時の危険性はあるのでしょうか?

 

猫の耳にシャンプーが入った時のリスクは?

こちらについては、水が入ってしまった時と変わりません。

水やシャンプーが入ることそのものよりも、濡れたまま放置していることで耳の病気のリスクに繋がります。

もしお風呂中に水やシャンプーが耳の中に入ってしまっても慌てずに、入浴が終わったらきちんと丁寧に水分を拭き取ってあげましょうね。

 

猫にお風呂は必要?

ここで疑問になるのが、「猫ちゃんをお風呂に入れる必要はあるのか?」ということではないでしょうか。

結論から言うと「短毛種」の猫ちゃんは必要ありません。

猫はとても綺麗好きな動物で、全身くまなく舐めることで汚れを取っているんです。

しかし、猫ちゃんによってはお風呂が必要となるのもまた事実。

お風呂に入れてあげたほうが良い猫ちゃんの条件は下のようになります。

  • 長毛種
  • 太っている
  • 病気やシニアの猫

短毛種であれば、猫ちゃん自身のグルーミングや飼い主さんのブラッシングでほぼ汚れを取り除くことができるのですが、長毛種は話が別。

毛が長いとどうしてもグルーミングやブラッシングだけでは取りきれない汚れが溜まっていくため、月1回はお風呂に入れてあげたほうが良いとされています。

また、太っている猫ちゃんや病気にかかっている猫ちゃん、またはシニア期に入っている猫ちゃんは、自分でグルーミングをする力が落ちています。

そのため、被毛についた汚れを取ることができなくなってしまうんです。

病気にかかっている子やシニアの子はお風呂に入ることがストレスとなり、体調に負荷をかけてしまう場合がありますので、そんな時は全体を洗うのではなく、汚れている箇所のみの「部分シャンプー」や「ドライシャンプー」を使うと◎

猫ちゃんは水が顔にかかるのを一番嫌がるとされているので、耳に水やシャンプーが入るのを避けるためにも顔は濡らさないようにしてあげるといいでしょう。

水に対して恐怖感が強い子は、顔から遠い部分、つまりお尻の方からゆっくりと掛け湯してあげることで安心させてあげることもできます。

もちろんドライシャンプーも使えますよ!

 

猫をお風呂に入れるときの注意点

猫ちゃんをお風呂に入れるときの注意ポイントを簡単にご説明しておきますね。

  • 体調確認
  • 爪が伸びていないか
  • 耳の状態
  • ブラッシングはできているか

体調が悪い時、またはワクチンの後などはお風呂に入れるのを避けましょう。

また爪が伸びていると、お風呂を嫌がって飼い主さんを引っ掻いてしまう心配がありますので、爪は切っておくと◎

耳垢がついたままだと、それが濡れることでさらに奥へ入り込んでいき中耳炎のリスクになってしまいますので、耳掃除もしておくこと。

また、猫の毛は濡れると絡み合い固まってしまうので、あらかじめブラッシングをしておくようにしてくださいね。

 

まとめ


今回は猫ちゃんの耳に水やシャンプーが入ってしまった時のリスクについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

「耳に水が入ると猫は死んでしまう」というのは嘘ですが、耳の中の水を放置するのはよくありません。

耳の中が湿ってしまうことで雑菌やカビが繁殖し、外耳炎のリスクが高まってしまいます。

猫ちゃんは体をブルブルさせて遠心力で耳の水を出すことができるのですが、飼い主さんの方でもよく拭いてあげるようにしてくださいね。

もし病気があったとしても早期発見につながりますので、普段の耳掃除は習慣づけたいものです。

お風呂についても確かに耳の中に水やシャンプーが入るかもしれませんが、きちんと拭き取ってあげれば大丈夫。

被毛の汚れを放置するのもまた皮膚病のリスクになりますので、上述した条件に当てはまる猫ちゃんと暮らしている方はドライシャンプーなども使いながら、恐れずにお風呂に入れてあげてくださいね。

以上、「猫の耳に水やシャンプーは危険?」でした!