猫の爪とぎの自作で手作りで麻布と麻紐で簡単に作る方法を紹介していきます!
猫にとって爪は最大の武器であり、鋭利な状態をキープしようとする本能が根強く残っていますので、室内で飼われている鋭利な爪が必要のない飼い猫であっても、爪とぎを本能で行おうとします。
そんな中、爪とぎを用意してあげなければ、部屋の中の壁や家具はボロボロに・・・。
だからこそ猫を飼っているご家庭では爪とぎは必需品となりますが、意外と消耗が激しく買い替えが面倒、大変、という方も多いのでは!?
そこで今回は、手作りで猫の爪とぎを簡単に自作する方法をご紹介していきます♪
爪とぎを購入するよりも安価に作れる場合が多いですし、不器用さんでも簡単にできますので、早速お試しくださいね。
Contents
猫の爪とぎは簡単に自作で手作りできる?アイデア4選を紹介!
猫を飼っていると必需品と言っても過言ではないのが爪とぎですよね。
でも勢いよくガリガリバリバリされるのですぐに傷んでしまい、消耗品として買い替えが必要となるのでちょっと負担に感じている方も多いと思います。
そんな時は、試しに自作で手作りするのがおすすめ!
意外と簡単にできますし、中には自宅にあるものだけで出来ちゃうアイデアもあります♪
手作りをする手間は必要となりますが、
- 金銭的負担が軽減される
- 自宅の不用品をリサイクルできる
- 愛着がわく
といったメリットもありますので、ぜひお試しください!
NO.1:ダンボール
ネット通販などを利用している人であれば、どんどん溜まってしまうダンボールも、猫にとっては爪が研ぎやすい素材です。
ダンボールを使った爪とぎは、
- どんな猫ちゃんであっても比較的気に入ってくれやすい
- 家にある人はタダで作れる!
といった嬉しいポイントが2つもありますので、一度試してみる価値があります。
ただ、爪とぎをした後に周囲にダンボールの破片が散らばるといったデメリットも。
もし掃除が面倒、猫の誤飲誤食が心配という方は、下記でご紹介する他のアイテムを使った方法がおすすめです。
ダンボール爪とぎの作り方としては2通りありますので、猫ちゃんの好みや、飼い主さんの労力を考慮した上で作ってみてくださいね♪
ダンボール爪とぎその①巻く
母親が猫の爪とぎ手作りしてる pic.twitter.com/jJ3VxznG4Z
— 梅ぬち (@iianbainu) October 22, 2019
一つ目の作り方は、ダンボールを巻いて作る方法です。
ポスターやカレンダーをくるくると丸める要領で、ダンボールを端からくるくると巻いていき、最後にガムテープなどで固定すれば完成!
これなら不器用な方でも簡単に手作りできますね。
側面にカラーテープを貼ったり色を塗って、インテリアにも馴染むデザインにして楽しまれている方もいました♪
ダンボール爪とぎその②重ねる
手作り猫の爪とぎwww(適当)
めっちゃ研いでくれた嬉しいwww
爪とぎ代浮いたwww pic.twitter.com/d0MoeSiUri— るーな🌙*゚ (@runa_kensyou) September 25, 2020
二つ目は、同じ大きさに切りそろえたダンボールを重ねて束ねる方法です。
同じ大きさに切りそろえる手間こそあるものの、あとは紐やテープで束ねてしまえば、波状の側面が猫の爪とぎに早変わりするのでとても手軽ですね。
一般的に販売されている猫の爪とぎも、この形状のものは数多く見かけます。
見た目にもこだわりたい方は、木箱などを用意し、幅を調整して切りそろえたダンボールを木箱にびっしり立てて詰める事で、見栄えもカッコいい爪とぎの完成。
そうめんの空き箱などを利用されている方もたくさん見受けられました♪
NO.2:デニム
古くなったジーンズを取っておいて、爪とぎとして再利用する方法もおすすめです。
実際に飼い主さんがデニムを履いている時に猫が爪とぎをしようとしたことがある方も多いと思いますが、実はデニムは猫が爪とぎをしやすい素材です。
そのため、破棄する前のジーンズがある方はぜひ再利用してから処分しましょう!
作り方は、今まで利用していてボロボロになってしまった猫の爪とぎにジーンズをかぶせて、爪とぎが出てこないように紐などで固定をするだけ。
それをするだけで、おしゃれで猫も大満足な爪とぎが完成です!
NO.3:木
木は素材で言えば今回ご紹介した物の中ではダントツで頑丈で、肉球が汚れる事もないですし、衛生面でも安心。
木を好む猫ちゃんは他の素材の爪とぎでは研いでくれない場合もあると思いますので、そんな時は木材を買ってきてあげましょう。
最近はホームセンターなどでDIY用の木材が安く手に入ります。
また、工業などで出た廃材をタダでもらえる場合もあるようです。
木の場合は、飼い主さんが手を施す必要がほとんど無く、置いておくだけで猫が好きにガリガリしてくれる場合もあるので、とてもお手軽ですね。
NO.4:麻紐・麻布
手作り爪とぎ完成ーっ🐱💓#猫 pic.twitter.com/3M4aA2tcyl
— みっちゃ (@m_sky_mimi) June 1, 2018
麻は、市販品の猫の爪とぎなどのグッズにも多く使用されていますよね。
それだけ猫が好む素材であり、適した素材である、という事です。
麻布は、本来は木の幹に巻いて木を保護するために使われる布で強度もあります。
作り方に関しては、次項で詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考に手作りしてみてくださいね。
麻布と麻紐で猫の爪とぎを手作りする方法は?
麻の素材がお気に入りで、他の素材の爪とぎは気に入らない猫ちゃんもいますよね。
そんなこだわりの強い猫ちゃんには、お気に入りの麻を使った爪とぎを手作りしてあげるのも良いですね。
下記では、麻紐を使った爪とぎの作成方法と、麻布を使った爪とぎの作成方法をご紹介していきます♪
麻紐・麻布の爪とぎの材料
- 麻紐or麻布
- ハサミ(麻紐を切る時用)
- 釘や接着剤(なくてもOK)
- いらないタオル(なくてもOK)
- 軍手(なくても作業は可能)
麻紐は安価なものであれば100均でも購入ができます!
ただし、隙間なく巻き付けて作っていく事になるので、できるだけ太い麻紐を使った方が巻く時の手間が省けますし、ガリガリ爪を研がれても長持ちします。
釘や接着剤は、最後に固定する時に紐で縛るだけでは弱い時に使用するものです。
設置する場所により異なりますが、麻布を固定する際に絨毯用の画鋲などを使っている方もいます!
100均などで色々と入手できますので、ピッタリの物を探してみてくださいね。
麻紐の爪とぎの作り方
麻紐や麻布を使った爪とぎを作る際は、どこに設置するか?をまず最初に考えましょう。
テーブルの脚や、キャットタワーの下の段など、支柱に設置していくのが簡単です。
アメリカンショートヘアのペロちゃん、爪とぎ中。
テーブルの足にロープを巻き付けた手作り爪とぎ、なかなか好評なんです。
巻き付けてグルーガンで接着するだけなので簡単。綿か麻のロープがオススメです😊#猫 #猫好きさんと繋がりたい #猫のいる暮らし #アメリカンショートヘア pic.twitter.com/MhPKOk0eFR— ねこプラス (@nekoplus_jp) August 22, 2021
テーブルの脚などにひっかき傷などをつけたくない方は、先にいらなくなったタオルを巻き付けて保護しましょう。
タオルを巻き付けたら麻紐で縛って固定します。
その上から麻紐を隙間なくぐるぐると巻き付けていき、最後に縛って固定をすれば完成です。
上から隙間なくピッタリと巻き付けるのが大変な場合は、上から下へ、下から上へと繰り替えし往復してもOK。
たるまないように引っ張りながら強めに巻いていくのがポイントです。
この時結構手が痛くて力が入らない方も多いので、そんな時は軍手を使って手を保護してあげてくださいね。
最後にしっかり縛って固定するのですが、弱いと感じる場合には釘を使って固定する方法もあります。
ただ、釘を使いたくないという方も多いと思いますので、その場合はしっかり結ぶか、グルーガンなどの接着剤も試してみください!
麻布の爪とぎの作り方
麻布を使う場合も、基本的には麻紐の場合と変わらない手順です。
紐を巻き付けていくよりも、布はぐるっと巻き付けるだけで完成するので簡単ですね。
固定をする際は、紐で縛るだけではズレてしまう場合もあると思いますので、下にタオルやいらない布、厚紙などを巻いてその上に接着剤でくっつける方も多いです。
どこに設置をするのか?にもよると思いますが、耐久性をあげるためにも固定はしっかりと行いましょう!
まとめ
今回は、猫の爪とぎの自作で手作りで麻布と麻紐で簡単に作る方法についてご覧いただきましたが、いかがでしたか?
何より安く抑える事ができるので、一度試してみる価値はあると思います!
例え見た目が不格好であったとしても、猫の爪がとげればOKですし、割とすぐにボロボロになってしまうので、何度も作っていく内に飼い主さんも慣れていきます!(笑)
ちなみに、麻紐を使う場合、細めの紐で作った爪とぎの寿命は1ヶ月、太めの紐で作った爪とぎの寿命は3~4ヶ月という投稿もありました。
太めの紐を使った方が強度があって、作る時にも楽ができて、結果的にも長持ちする事がわかりましたので、ぜひホームセンターなどでしっかりした麻紐を探してみるのがおすすめです!
猫ちゃんが気に入ってくれる爪とぎが完成するように、頑張ってみてくださいね~♪