猫の悩み

猫をケージでの留守番時間は12時間ずっと入れっぱなしは危険?何時間まで大丈夫?

猫をケージでの留守番時間は12時間ずっと入れっぱなしは危険?何時間まで大丈夫?
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猫を飼っていらっしゃる方の中で、猫をケージに入れて留守番させている方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

今回は猫をケージに入れた留守番時間はどれくらいなら大丈夫なのかということについてお伝えしていきます。

基本的には猫をケージに入れて生活させることはありませんが、非常時や誤食が心配な子猫は時としてケージに入れることも必要ですよね。

そんなとき、猫は何時間であれば難なくケージに入っていることができるのか、ご存知でしょうか?

12時間?24時間?はたまた15時間入れっぱなしでも平気なのでしょうか?

何時間なら入れっぱなしにできるのか調査してみましたので、ぜひご覧ください。

そして最初に注意点をお伝えしておきますが、猫はケージに入れて生活させるのではなく、基本的には家の中を自由に歩き回れるように開放して暮らすのが普通です。

もし長時間入っていることができたとしても、それは猫ちゃんにとってストレスになりますので、決して必要時以外はケージに入れることの無いようにしてくださいね。

それでは見ていきましょう!

 

猫をケージでの留守番時間は12時間ずっと入れっぱなしは危険?何時間まで大丈夫?


猫をケージに入れて飼うということはあまりありませんが、家族が旅行や用事などで長時間家を開けるときにはケージに入れておきたいというご家庭も多いはず。

そんなときに、猫ちゃんはきちんとケージの中で待っていられるのでしょうか?

またどれくらいの時間であれば待たせても大丈夫なのでしょうか?

詳しく見ていきたいと思いますが、「子猫」と「成猫」では少し状況が異なりますので、その辺りを分けてご説明していきますね!

それでは、まずは子猫のお留守番から見てみましょう。

 

子猫をケージでお留守番させるときは12時間が限界

子猫は、まだまだ物事がわかっていないため、興味本位で何にでも突撃してしまうほどやんちゃ。

誤食やお風呂場での事故などが発生し、取り返しのつかないことになってしまうことも考えられます。

そのため、子猫を留守番させるときは必ずケージに入れておくようにしてください。

そして留守番させるときの時間についてですが、これは子猫の「月齢」によって臨機応変に対応してください。

もし生後2ヶ月以下であれば、2時間や3時間おきにミルクを与える必要がありますので、その時間以上のお留守番はできません。

生後2ヶ月を既に経過している場合ですと、3時間以上の留守番も可能です。

そして生後4ヶ月を超えると、約半日(12時間)の留守番もできるようになりますよ。

 

成猫をケージでお留守番させるときはできるだけ短時間で

成猫になると、子猫の時に必要だったケージは要らなくなり、家の中で自由に行動させることになります。

そうなってしまっては、ケージの中で長時間留守番させておくことは猫ちゃんにとって大きなストレスになります。

そのため、結論から言うと、ケージのなかで成猫を留守番させておくのはなるべく控えるようにして、ケージを使う場合でもなるべく短時間に留めるようにしておきましょう。

猫は自分の縄張り(家)をパトロールしたり、自分なりのお気に入りの場所で眠るのが大好き。

ケージに閉じ込めてしまっては、自分の好きなように動き回れないことや自分の好きな場所で眠れないことにストレスを感じてしまいます。

また、長時間留守番させるということは、トイレやご飯、飲水がそのまま放置されているということ。

綺麗好きな猫ちゃんにとっては処理されていない汚れたままのトイレは苦痛ですし、もしご飯や飲水をこぼしてしまった場合はうまく食事を摂ることもできません。

薄明薄暮性という習性により、昼間は眠っていることが多い猫。

留守番中でもあまり激しく動き回ったりはせず、自分の好きな場所で静かに眠っている子がほとんどだと思います。

そのため、留守番中の猫ちゃんの様子についてはあまり心配することはありません。

飼い主にとっては、ケージに入れておくことで物を壊されたり誤食や事故の心配がなくなり気持ちが楽ですが、成猫にとっては大きなストレスになるということを覚えておいてくださいね。

 

15時間や24時間の猫の留守番はペットシッターやペットホテルもあり

半日程度であれば余裕でお留守番できる猫ちゃんですが、あまりに長時間家を開ける場合はペットホテルやペットシッターを使うという手段もあります。

また、トリミングサロンでも一時預かりを行なっているところもありますので、猫ちゃんの留守番が不安という場合は利用してみてはいかがでしょうか?

 

猫をケージで留守番させるときのポイント


それでもどうしても成猫をケージに入れて留守番させる必要がある場合、そして子猫を留守番させておく場合に注意したいポイントをお伝えしていきますよ!!

猫の留守番時にチェックしておきたいポイントはこちらです。

  • なるべく短時間で帰宅する
  • ご飯や飲み水はこぼれないように
  • エアコンを使って室温を一定に保つ

 

猫のケージでの留守番のポイント①:なるべく短時間で帰る

先ほども言ったように、猫は基本的に自由に動き回るのが好きなので、子猫でも無い限りはケージで留守番させるのはオススメしません。

そのため、どうしてもケージに入れておきたい場合でもなるべく短時間で帰宅するようにしてあげてください。

猫は汚れたトイレを放置されると汚れた場所として認識してしまい、その場所でトイレができなくなってしまいます。

そうなると便秘や腎臓病のリスクが高まり命の危険に繋がりますので、子猫の場合は長くても半日、成猫の場合は数時間で帰るようにしましょう。

 

猫のケージでの留守番のポイント②:ご飯や飲み水はこぼれないように

ご飯や飲み水の器がひっくり返ってしまうと、猫ちゃんは食事を摂ることができませんので、安定している器を使うようにしてください。

ご飯は自動給餌機を使ったり、飲み水であればノズル式の給水器を使うのがオススメです。

給水器は飲み口がお皿タイプになっているものもありますので、猫ちゃんの飲み慣れたスタイルで飲んでくれるでしょう。

 

猫のケージでの留守番のポイント③:室温管理を徹底する

猫ちゃんは暑ければ涼しいところへ、寒ければ暖かいところへ自分で移動する動物。

ですがケージの中に入れておくのではそうはいきません。

猫ちゃんにとって快適な室温を保てるように、エアコンやヒーターなどを使って温度調節をするようにしましょう。

 

まとめ


今回は「猫をケージでの留守番時間は12時間ずっと入れっぱなしは危険?何時間まで大丈夫?」と題してお送りしましたが、いかがでしたでしょうか。

子猫を留守番させるときにはケージに入れておくのが大切ですが、成猫の場合は話が別。

成猫は基本的にケージが必要なく、自由に行動する生き物なので、ケージでの留守番はかなりのストレスがかかってしまうことが予想されます。

子猫の場合は最大で12時間、成猫の場合はなるべく短時間で帰宅するようにしてあげてくださいね。

15時間以上の外出や、旅行で24時間以上家を空けるという場合は、ペットシッターさんやペットホテルなどを利用するのもアリ。

子猫をケージで留守番させるときや、どうしても成猫をケージに入れておく必要があるという場合は、上で挙げた3つのポイントを必ず守るようにして、猫ちゃんになるべくストレスを与えないような工夫が必要となります!

以上、「猫をケージでの留守番時間は12時間ずっと入れっぱなしは危険?何時間まで大丈夫?」でした。