猫の悩み

猫を40度のお風呂に入れるのは大丈夫?のぼせると危険?

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人間は普段からよくお風呂に入りますよね。

飼っている猫も、においや皮膚病などの病気にならないようにお風呂に入れる方も多いのではないでしょうか。

しかし、お風呂に入れるとき、猫にとっての適温って皆さんご存知ですか?

人間は40度くらいのお湯につかると丁度いいとされていますが、猫にとって40度って熱すぎてのぼせる危険性が!

そこで今回は【猫を40度のお風呂に入れるのは大丈夫?のぼせると危険?】と題してお送りしていきたいと思います。

 

猫にお風呂は必要なの?

お風呂に入るのがきらいな猫は多いですよね。

そもそも猫にお風呂は必要なのでしょうか?

まずは、猫のお風呂の必要性についてご紹介します。

 

猫をお風呂に入れるメリットとは?

お風呂を嫌がる猫ちゃんをお風呂に入れるメリットはあるのでしょうか?

猫をお風呂に入れるメリットは、長毛種なら、お風呂に入れることで体を清潔に保つことができます。

猫は自分で毛を舐めて清潔に保つ綺麗好きな動物ですが、長毛種の毛を綺麗に保つためには人間がお手入れしてあげる必要もあります。

お手入れせずに毛玉ができてしまうと毛球症になってしまうこともあるのでそうならないためにもお風呂は重要です。

また、更に外へ行く猫もダニやノミが付いてしまう可能性が高いのでお風呂に入れることで、ダニやノミもそのまま全部流すことができるのがメリットとなります。

猫の健康を保つためには、ある程度はお風呂に入れたほうがいいということです。

 

猫を40度のお風呂に入れるのは大丈夫?のぼせると危険?

猫にとってお風呂の温度はどのくらいが適温なのでしょうか?

そのポイントについてまとめてみましたので、是非参考にしてみてくださいね!

 

猫のお風呂の温度の適温は何度?

猫にとって、お風呂の温度は36度前後が良いとされています。

お風呂の温度が高すぎてしまうと猫の皮膚にある油分まですべて落としてしまうため、乾燥しやすくなってしまいます。

肌が乾燥しやすいと、風邪をひいてしまうことがあるので、お風呂の温度が40度だと高すぎるのです。

猫の体温自体は、38~39度と言われており、それよりも少し低めの温度で入れるのがポイントとなります。

お風呂お湯を張る場合も、シャワーで洗い流す場合は36度前後に設定してあげると良いでしょう。

 

猫はのぼせることはある?

猫は、お風呂の水温が高すぎたり、長く浸かり過ぎてしまうとのぼせる危険性があります。

お風呂の水温は、先ほども説明した35度前後にするようにしましょう。

また、お風呂が好きな猫ちゃんはどうしてもお湯に長く浸かろうとする子も中には居ます。

嫌いな子には、ササっとお風呂を済ませることが多いと思いますが、お風呂が好きな子はどうしても長風呂しがち。

飼い主さんが気を付けて、様子をみててあげる必要があります。

入浴時間は、お風呂からドライヤーまで大体15分以内が良いとされているので、それを目安にすると良いでしょう。

 

猫をお風呂に入れるときのポイントをご紹介!

猫のお風呂の温度が分かったところで、続いては猫のお風呂の入れ方のポイントについてご紹介していきたいと思います!

まだ猫をお風呂に入れたことがない方は必見です♪

 

猫をお風呂に入れる前に事前準備!

まずは、猫をお風呂に入れる前に準備すべきことがあります!

  1. 爪を切る
  2. ブラッシング

お風呂を入れる事前準備でこのふたつを行ったほうがいいでしょう。

爪を切る理由としては、嫌がる猫はお風呂で暴れてしまいますよね。

暴れてしまうと飼い主も引っかかれてしまうので怪我をしてしまいますから、爪は念のため切っておくことをおススメします。

そして、②のブラッシングをお風呂の前にすることで、毛玉を取ったり、毛の汚れを取り除くことができるのでよりお風呂の効果を引き出すことができますよ。

顔周り→背中→しっぽの順番で撫でるように優しくブラッシングするのがポイントです!

 

猫をお風呂に入れるときに必要なものは?

猫をお風呂に入れるときにあると便利なものや、お風呂に必要なものとはなんでしょうか?

必要なものについてまとめてみましたのでご覧ください!

  • 猫用のシャンプー
  • 吸水性のいいタオル
  • コーム
  • ペット用のバスタブやたらい等

猫用のシャンプーや吸水性のいいタオルは必須です!

コームはあるとシャンプーをしながら毛の汚れを落としやすいのであると良いでしょう。

また、ペット用のバスタブやたらいも、使うお湯の量を比較的減らすことが出来るのでおススメです!

 

まとめ

今回は【猫を40度のお風呂に入れるのは大丈夫?のぼせると危険?】 と題してお送りして来ましたがいかがでしたか?

猫は祖先からの遺伝子や、猫の毛特有の性質によってお風呂が苦手な理由が分かりましたね。

しかし、嫌がる猫をお風呂に入れる重要性もわかっていただけたと思います。

そして人間にとっては丁度いい40度のお湯は、猫には熱すぎてのぼせてしまう危険性があるので注意が必要です。

お風呂が好きな猫も、お風呂が嫌いな猫に比べてどうしても長風呂になりがちになってしまうので飼い主が気を付けてあげる必要がありますね。

また、お風呂に入れるときには爪を切ったりブラッシングをしたりと事前準備も大切なので猫をお風呂に入れる前は是非やってあげてください!