猫にファーミネーターはいつから生後何ヶ月から?正しい頻度や使い方についても紹介していきます!
今ペットを飼っている人の間で話題の「ファーミネーター」ですが、正しい使い方や、どのくらいの頻度でブラッシングをすれば良いの?と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
結構鋭いようにも見えるので、子猫にも使えるの?生後いつから何ヶ月を目安に使い始めれば良いの?という疑問もあると思います。
そこで今回は、猫にファーミネーターを使用する場合の、
- 正しい使い方
- 正しい頻度
- 生後何ヶ月から使えるのか?
- 短毛、長毛どちらでも使えるの?
といった疑問について詳しく解説していきます!
ぜひ最後までじっくりご覧くださいね♪
Contents
猫にファーミネーターはいつから生後何ヶ月から使えるの?正しい頻度は?
ファーミネーターは、愛犬・愛猫・小動物の抜け毛(アンダーコート)のケアに特化した抜け毛除去ブラシです。
一度使ったらすぐ実感できるほど、ごっそり抜け毛が取れるブラシで、爽快感がある一方、こんなに抜けて大丈夫…?という不安を感じる方もいると思います。
特に子猫の場合、毛の量も肌の質も大人とは違うはず…。
ブラシの先端も見た目には結構鋭く見えるので、子猫に使って大丈夫なのかといった心配もありますよね。
そこでファーミネーターの対象月齢や正しい使用頻度についてご紹介していきますので、しっかり理解してから使用しましょう♪
ファーミネーターのブラッシングは生後9ヶ月頃から!
ファーミネーターは、子猫にも使えるのか?といった疑問についてですが、ファーミネーターのホームページを確認したところ「生後9ヶ月頃から」の使用が推奨されているようです。
中にはブラッシングを嫌がってしまう猫ちゃんも多いですが、子供のうちから慣らしておく事で徐々にブラッシングをさせてくれるようになります。
恐怖心を与えないよう注意しながら、下記でご紹介する正しい頻度を守ってブラッシングしてあげましょう。
ファーミネーターのブラッシングは週1回!
ファーミネーターを使ったブラッシングの適切な頻度は、週1回程度です。
毎日やる必要はありませんので、週1回を守って定期的に続けてみましょう。
また、1回のブラッシングにかける時間ですが、猫の場合はおおよそ5分程度と考えましょう。
あまり時間をかけてしまうとストレスを感じる猫もいますし、体力的にも消耗をしますので、もしそれ以上の時間がかかる時は休憩をはさむようにしてみてくださいね。
ファーミネーターは短毛、長毛の猫どちらにも使える?使う時の注意点は?
次に、ファーミネーターを使える猫種についてですが、ファーミネーターには短毛用と長毛用があります。
また、体の大きさによっても選べるように、4種類のサイズが展開されていますので、愛猫の種類や毛の長さに合うものを購入してみてください。
ただし、ファーミネーターは「アンダーコート」と呼ばれる内側の毛をブラッシングするブラシであり、アンダーコードの無い猫ちゃんには必要のないものです。
そのあたりの注意点についても解説していきますので、あなたの愛猫の場合はどうか?を検討してみてくださいね。
ファーミネーターは4サイズ展開!どれがピッタリ?
愛猫に適したファーミネーターの選び方は下記を参考にしてみてください。
- 毛の長さ:5cm未満・参考体重:約4.5kg未満
→『ファーミネーター 小型猫 S 短毛種用』 - 毛の長さ:5cm以上・参考体重:約4.5kg未満
→『ファーミネーター 小型猫 S 長毛種用』 - 毛の長さ:5cm未満・参考体重:約4.5kg以上
→『ファーミネーター 中・大型猫 短毛種用』 - 毛の長さ:5cm以上・参考体重:約4.5kg以上
→『ファーミネーター 中・大型猫 長毛種用』
毛の長さ、体重などを目安として、一番当てはまる種類のファーミネーターを使ってみてくださいね♪
ファーミネーターを使える猫と使えない猫
ファーミネーターは不要なアンダーコートを除去するための商品ですので、アンダーコートのない猫には必要がありません。
アンダーコートとは、猫の外側の毛をかき分けた時に、内側に生えているふわふわとした綿毛のような毛の事です。
外側の毛(トップコート)は比較的固く、太い毛質ですが、アンダーコートはふわふわで全く違う毛質となり、猫種によっては色が違う場合も多いですね。
愛猫の毛をかき分けて内側にアンダーコートがある場合はファーミネーターが使える猫種という事になりますので、チェックしてみてくださいね。
アンダーコートがある猫種とない猫種
代表的な種類のみとはなりますが、アンダーコートがある猫とない猫の種類を一部ご紹介していきます。
アンダーコートがある猫種 | アビシニアン、アメリカンショートヘアー、ジャパニーズボブテイル、シャム、スコティッシュフォールド、ソマリ、ノルウェージャンフォレストキャット、ヒマラヤン、ブリティッシュショートヘアー、ペルシャ、ベンガル、マンチカン、ラグドール、ロシアンブルー(五十音順) |
アンダーコートがない猫種 | エジプシャンマウ、オシキャット、オリエンタルショートヘア、コラット、コーニッシュレックス、シャム猫、シンガプーラ、スノーシュー、スフィンクス、ターキッシュバン、ターキッシュアンゴラ、デボンレックス、トンキニーズ、バーマン、バーミーズ、バリニーズ、ベンガル猫、メインクーン(五十音順) |
雑種のアンダーコートの判断方法は?
雑種などの種類がはっきりとしない猫ちゃんの場合は、毛をかき分けて地肌に近い部分の毛質を見てみてください。
上記した通りふわふわの毛があるようであればアンダーコートのある猫。
ふわふわした毛が無く地肌近くの毛も全て外側の毛と変わらない、地肌が見えている、という場合にはアンダーコートを持たない猫となります。
一部の珍しい純血種を除き、日本で暮らすほとんどの猫にはアンダーコートがあると言われていますが、もし判断ができない場合は、トリマーや獣医師に相談してみてくださいね!
ファーミネーターを使う時の4つの注意点!
- 毛を乾かしてから使う
- 力を入れすぎない
- エッジのお手入れをする
- 骨や関節などにあたる部分は優しく使う
ファーミネーター以外のブラシであったとしても同じような使い方になるのでそれほど心配はないと思います。
が、ファーミネーターのエッジの刃が特殊であることから、濡れている状態の使用や力加減にはより一層注意が必要となります。
特に背骨や手足の関節など、被毛の少ない部分は骨にエッジがあたりやすく、不快に感じたり痛みを感じる場合もあるようです。
ブラッシングが嫌いにならないようにするためにも、猫のテンションにも気を配りながら優しく使用していきましょう♪
ファーミネーターの正しい使い方を紹介!
では、ファーミネーターの正しい使い方を見ていきましょう!
大きく分けるとその手順は3つ!
- 毛のもつれを取り除く
- ファーミネーターで優しくブラッシング
- 歯についた毛を取り除く
特別な手順も、難しい工程もありませんので、安心して使い続ける事ができます!
ただし、特別なエッジが採用されている事もあり、毛が引っ掛かってしまったり、骨に当たると痛みが伴う場合もあるようですので、正しい手順をマスターして、安全に使ってあげましょう♪
①毛のもつれを取り除く
まず最初に、スリッカー、ピンブラシ、コームなどで毛のもつれを丁寧に取り除きましょう。
もし毛が絡んでいたりもつれている場合、ファーミネーターのエッジに引っかかり、皮膚が引っ張られてしまいます。
痛みが生じる場合もありますので、あらかじめこの工程でもつれを取り除きましょう。
また濡れている状態だと、エッジの刃が引っ掛かりやすくなってしまいますので、お風呂の後のブラッシング等の場合はしっかり乾かしてから使用してくださいね。
②ファーミネーターで優しくブラッシング
ファーミネーターでブラッシングをするときは、嫌がらない場所から始めて少しずつ慣らしていきましょう。
その際、背骨や手足の関節など、被毛の少ない部分は骨に当たらないように注意をしましょう。
ブラッシングをするときは必ず毛の流れにそって、優しく撫でるように抜け毛を取り除いていってくださいね。
③歯についた毛を取り除く
歯に溜まった抜け毛は、プッシュボタンを押すと片手で簡単に取り除くことが出来ます。
毛を取り除いた後は、エッジの刃の間に、ゴミや皮脂などがたまって目詰まりしていないか?を確認しましょう。
お手入れの際は、乾いた丈夫な布で挟んで拭いたり、歯ブラシなどで目詰まりを取ればOKです。
まとめ
猫にファーミネーターはいつから生後何ヶ月から?正しい頻度や使い方についてご覧いただきましたが、いかがでしたか?
とにかくごっそり抜けるので驚かれる方もいると思いますが、そもそも抜けている毛や抜けかかっている毛を集めているだけなので猫にはほとんど痛みがありません。
正しい手順や頻度を守って使えば特に危ないこともありませんので、安心です!
ファーミネーターを使って不要なアンダーコートを取り除く事は、
- スキンケア
- 熱中症対策
- ヘアボール対策
といったメリットもあります!
そこで今回ご紹介した通り、
- ファーミネーターを使えるのは生後9ヶ月頃から!
- 正しい使用頻度は1週間に1度、定期的に!
- 正しい使用方法で注意点に気を付ける!
という事を守って使用を続けてみてくださいね♪