子猫がウチに来た!
ワクワクすると同時にちゃんとお世話出来るか不安になっている人もいるのではないでしょうか?
特に食事は健康状態に直結する問題だけに悩みどころですよね!
子猫のドライフードの一日の量は何グラム?と悩む人は多いもの。
本やサイトを見ると50gと書いてありますが、それって軽量カップでどのくらい?なのでしょうか?
今回は「子猫ドライフードの一日の量は何グラム?50gは軽量カップでどのくらい?」というテーマで子猫のドライフードの量をご紹介していきます!
これを読めば子猫にあげるドライフードの悩みの全てが解決しますよ!
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Contents
子猫のドライフードの一日の量は何グラムなの?
猫を飼った経験がない人にとっては、子猫に与えるドライフードの量は未知ですよね!
でも子猫は非常にデリケート、食事の内容や量、回数を間違えると健康に問題が生じることも。
そこでここでは子猫の一日のドライフードの量や回数など基本的なことを一緒に勉強しましょう!
ドライフード開始は生後8週間から
「子猫」とは一般的には生後6か月までの猫を指します。
しかしその中でもいくつか段階が分かれておりドライフードを与えていい時期も決まっています。
通常、ドライフードをあげるのは生後1か月から!
それまでは消化機能が未熟でドライフードを与えても、うまく消化できないのでミルクで育てます。
そしてミルクは私たちが飲む牛乳はNG!
子猫には猫用のミルクがあるので必ず猫用ミルクをあげましょう。
牛乳を与えると子猫によってはお腹を壊したり嘔吐してしまい、深刻な状態に陥ることもあるので気をつけましょう!
生後1か月を迎えるまでは猫用ミルク、ぜひ覚えておいてくださいね!
子猫の一日のドライフードの量は月齢で決まる?
子猫にあげる一日のドライフードの量は月齢で決まります。
月齢ごとの一日のドライフードの量とあげる回数などをまとめたので参考にしてください。
猫の月齢 | 1回の分量 | 1日の回数 | 1日の合計 | カロリー |
生後1ヶ月 | 4g | 4回 | 17g | 約66kcal |
生後2ヶ月 | 6g | 4回 | 25g | 約100kcal |
生後3ヶ月 | 13g | 4回 | 50g | 約200kcal |
生後6ヶ月 | 25g~35g | 3~4回 | 100g | 約400kcal |
子猫にあげるドライフードの量って想像以上に少ないですね!どうですか?
可愛くてついついあげすぎてしまいたくなるがそこはグッと我慢して適量を守りましょう。
そして表を見てお気づきだと思いますが、ドライフードは一気にあげてはいけません!
子猫はまだ胃腸が未発達で一度に多くのドライフードを消化することが出来ないため、1日数回にわけてあげるんですね!
子猫のドライフード、50gは計量カップでどれくらい?
三か月以降の子猫には1日50gのドライフードをあげることが出来るわけですが、グラムで書かれても…と思っている人も多いのではないでしょうか?
キッチン用の計りでもない限り50gがどれくらいかを把握するのは難しいですよね。
猫用のドライフードの密度は約0.5g/cc(=0.5g/ml)です。
もちろんメーカーによって多少は前後するのであくまで目安ではありますが、50gの場合は計量カップなら約半分です。
同様の計算を用いるとグラムごとには以下のようになります。
20g…計量カップ2割程度
30g…計量カップ1割程度
となります。
ただこれはあくまで目安なので、正確に計るにはキッチン用の計りを購入するのが一番!
100均一などでもあるので子猫を迎える時は用意すると安心ですよ!
子猫にあげるドライフードは成猫とは違う?
さて子猫にあげるドライフードですが、どんなものが良いのでしょうか?
キャットフードであれば何でも良いというわけではありません。
子猫には子猫用のドライフードをあげる必要があります。
なぜなら子猫の時期の猫は、成長するために成猫より良質のたんぱく質を摂る必要があるからです!
成猫の4倍程度のエネルギーと良質のたんぱく質を摂るべきと言われており、子猫用のドライフードは消化しやすくかつ質の良いタンパク質が豊富に含まれているんです。
いつまで子猫用でいつから成猫用?と思った人もいると思いますが、一般的には生後10~12か月までは子猫用でOKです。
実際、獣医である石井 万寿美さんも以下のように回答しています。
子猫用のドライフードは成猫用より高カロリーなので、こんな風に子猫の成長状態で使いわけカロリーコントロールをするんですね!
ぜひあなたも子猫の成長を見つつ適切な食事を適切な量であげましょう!
子猫にあげるドライフード!選び方のポイント5つ
子猫の食事は内容、回数、量、すべてを適切にあげることが必要です。
回数や量については十分ご理解いただけたと思いますが問題はドライフード選びですよね!
ペットショップ、スーパー、ドラッグストア、コンビニなどいろんなところにドライフードは売られていますが一体どんなポイントに気を付けて選べば良いのでしょうか?
子猫のドライフード、選ぶポイントは以下の5つです!
- 栄養素
- 安全性
- 味の好み
- 配合成分
- 目的に応じて
それぞれ詳しく説明していきますね!
1.栄養素
子猫のドライフードを選ぶうえで一番大切なのが栄養素!
丈夫な体を作る土台になる時期なので、高カロリーかつ、たんぱく質が多く含まれているドライフードを選びましょう。
理想はたんぱく質が30〜40%程度入っているドライフードです。
パッケージの裏面の成分表をしっかり見てチェックしましょう!
2.安全性
大切な子猫、やはりドライフードは安全面でもこだわりたいもの!
2009年にペットフード安全法が制定されずいぶんドライフードの安全性は確立されてきています。
しかし安全性だけを見れば実は国内メーカーより安全基準が厳しいアメリカやカナダのものを勧める獣医も!
アメリカのAAFCO(米国飼料検査官協会)」や「FDA(食品医薬品局)」は安全なペットフード基準を明確に設けているため検査基準が厳しく、その分安全性も高いですよ!
3.味の好み
子猫だって味の好みはあります!
中には好き嫌いが激しく特定の味しか受付けてくれない子猫も。
まずは何種類か試してみて、魚系と肉系のどちらが好きかを把握しましょう。
その上で、他のドライフードを選ぶポイントと併せ見て選ぶと良いでしょう。
4.配合成分
子猫のドライフードはメーカーによって配合成分が異なります。
そして今は人間の食品同様、グルテンフリー、無添加、グレインフリーがあります。
グルテンフリーは、小麦粉などに含まれるグルテンが配合されていないドライフードです。小麦アレルギーの子猫には必然的にグルテンフリーのドライフードをあげることになりますね!
グレインフリーは麦類を含むイネ科の植物全体に含まれるグルテンを排除してあるドライフードです。
そして一番注目したいのが無添加!
添加物は開封後の劣化や変質を防ぐため、猫の食いつきを良くするために使われます。
法整備が緩い国のドライフードや、検査体制が整っていない企業のドライフードには、子猫の体に有害となる添加物が含まれていることも!
特に気をつけたいのが、亜硝酸ナトリウムやフルビル酸カリウム、増粘剤・増粘多糖類、BHA・BHTなど。
発がん性が認められている成分でもあるのでなるべく無添加のものをあげると良いですね!
5.目的に応じて
子猫のドライフードの中には様々な目的のために作られているものもあります。
総合栄養食は子猫の健全は発育に必要な成分が全て含まれているため、ドライフードと水をあげるだけで栄養面の心配はなくなります。
一般食は子猫に必要な栄養はある程度満たしているものの、これだけでは栄養的は十分でないため、おやつで捕食したりと工夫が必用です。
食事療法食は、特定の疾患を抱えた子猫や、肥満気味の子猫のウィエトコントロールなどある目的に応じて作られています。
これは自己判断で導入するのではなく獣医の指示に従って与えましょう。
以上の5つのポイントを踏まえて選べばきっとあなたの子猫にぴったりのドライフードを見つけることが出来ますよ!
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まとめ
今回は「子猫ドライフードの一日の量は何グラム?50gは計量カップだとどのぐらい?」というテーマでお送りしました。
子猫のドライフードの1日の量は何グラム?と悩む人や50gは計量カップでどのくらい?と悩む人は多いんですね!
でも一度覚えてしまえばあとは簡単です。
不安な人はキッチン用計りを買えば安心でしょう!
正しいドライフードを正しい量で与える、これは子猫を健康に育てるためにマストです。
しっかり覚えて大切な子猫を大事に育てましょう!
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