猫の悩み

猫砂1ヶ月交換不要?月いくらで量はどれくらい?

猫砂1ヶ月交換不要?月いくらで量はどれくらい?
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猫を飼っている方で意外と迷ってしまうのが、猫砂の交換時期ではないでしょうか?

猫ちゃんがおしっこをしたりうんちをしたりして汚れた場合は、その部分の猫砂を取り除いて掃除をしていらっしゃる方がほとんどかと思います。

しかし、排泄箇所を取り除けば、猫砂って意外と汚れている感じがしませんよね。

最近の猫砂は質がいいのか臭いもしっかりと抑えてくれるので、猫砂の交換時期を見極めるのは結構難しい!

筆者も猫を飼っていますが、毎回うんち付近の猫砂を取り除く以外はついつい長期間交換無しになってしまっていることもあるんです・・・。

頻繁に変える方もいれば、1ヶ月交換不要と考えていらっしゃる方もいそうです。

そこで今回は、猫砂の正しい交換時期を調査してみましたよ!

猫砂は本当に1ヶ月交換不要なのか、それはどれくらいの量の場合なのか、そして正しく交換した場合は月いくらかかるのかなど、毎日使うものだからこそ、気になる猫砂のあれこれ。

意外と見落としがちなこれらの要素について丸ごとお届けしていきたいと思います!

それでは早速見ていきましょう!

 

猫砂1ヶ月交換不要?


それでは、猫砂を全替えするタイミングはどのように見極めればいいのかということですが、これって案外難しいんですよね!!

汚れが明らかに目立つ場合や、ニオイが強いなというときに変えるのはわかるのですが、「最低でもこれくらいの期間で変えましょう」という目安についてはあまり詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?

実際にこの記事を書いている筆者自身もその辺りが曖昧で、迷う時があります。

あまりに頻繁に変えるのも費用がかかってしまいますし、かといって長期間変えないというのも愛猫がストレスを抱えるのではというジレンマ。

そんな気になる交換時期について早速調査してみたのですが、これについては使用しているトイレの形式によって変わってきそうです。

それは、おしっこで固まるタイプの猫砂を使っている場合と、固まらないタイプの猫砂を使っている場合。

それぞれの場合について詳しく見ていきましょう。

 

おしっこで固まるタイプの猫砂の場合

まずは、おしっこで固まるタイプの猫砂についてです。

このタイプの猫砂を製造・販売しているLION社のホームページ内に猫砂の交換頻度についての説明がありましたので、そちらを参考にさせていただきますと、おしっこで固まるタイプの猫砂を使用している場合は「少なくとも1ヶ月に1回」は交換すべきとのことでした。

ただ、このタイプの猫砂は毎日使い続けることで、自然吸湿によりだんだんと吸収が悪くなり固まりにくくなることがあるため、猫砂の状況に応じて臨機応変に対応することが必要です。

 

おしっこで固まらないタイプの猫砂の場合

このタイプの猫砂を使用している方は、システムトイレを使用している方になります。

猫用のシステムトイレとはおしっこが上段のチップとすのこを通って下の給水シートに吸収される仕組みになっています。

このタイプの猫砂の場合は、同じように開発・販売している花王社のホームページを参考にすると、2ヶ月に1回を目安に交換すると良いという記載がありました。

しかしこれは猫ちゃん1匹で考えた場合の目安であるため、多頭飼いをしていて、なおかつ2匹以上が同じトイレを使用している場合はもっと早く交換しなければいけませんね。

汚れが目立つ場合やニオイが気になる場合も同様です。

システムトイレの場合は、固まる猫砂よりも1ヶ月ほど長く使える結果になりました。

 

猫砂の量はどれくらい?


続いては、猫砂の量について見ていこうと思います。

猫は自分がトイレをした後に砂をかける習性がありますので、砂の量が少なすぎても多すぎてもうまくいきません。

では適量はどのくらいなのか?についてですが、こちらについても、固まる猫砂と固まらない猫砂(システムトイレ)の違いが見られましたので、メーカーさんの推奨している使い方を参考にしながら、場合別に見ていきたいと思いますよ。

ただし、下でご紹介する具体的な量についてはあくまで参考値であり、実際は猫ちゃんの好みによって変わる場合があります。

猫ちゃんの好みがわからない場合は、下記の数値よりも少し多めに入れてあげ、うまく砂かきできているかをチェックしてみましょう!

 

おしっこで固まるタイプの猫砂の場合

まず最初に、おしっこで固まるタイプの猫砂ですが、こちらはトイレの底から厚さ5〜6cmがオススメとのことです。

しかしながら、猫ちゃんのおしっこの量が多い場合や同じトイレを使う猫ちゃんが多数いる場合は、より多くの猫砂が必要になります。

上記でも説明したように、猫ちゃんの好みによっても量は変化しますので、もし多めに入れたいという場合は7cm〜10cmくらいまで増やしてみても良さそうです。

 

おしっこで固まらないタイプの猫砂の場合

システムトイレの場合は、固まる猫砂よりも少なめでOK。

すのこの底から厚さ2〜3cm程度の量が適量とされています。

固まるタイプの猫砂と同じように、一つのトイレを多頭で使用している場合は少し多めに入れてあげても良いかもしれません。

猫砂を増やしたい場合は5cmくらいまで増やして様子を見てみましょう!

 

猫砂は月いくらかかる?


それでは、猫砂の費用について見ていきましょう!

猫砂は、おしっこで固まるタイプであれば月1回の交換、システムトイレの場合は2ヶ月に1回の交換が目安とされていたので、それぞれ月に1袋、2ヶ月で1袋という換算で見ていきたいと思います。

まず知っておきたいのは、猫砂の素材によって価格が変わること。

猫砂には鉱物系、紙系、木系、おから系、シリカゲル系などさまざまな素材があり、この中でもっとも価格が安いのは「鉱物系」と「紙系」です。

それ以外の素材は比較的割高になっているため、猫ちゃんの好みによって費用が異なってくる場合があります。

また、販売店によっても価格の変動がありますので、あくまでも参考程度に留めておいてくださいね。

 

鉱物系や紙系の猫砂の場合

一般的な素材である鉱物系や紙系はおしっこで固まるタイプの猫砂で、1袋(5L)につき約500円で販売されていることが多いようです。

そのため、月1回の猫砂交換で1袋使う場合は、月500円、年間で6000円が猫砂の費用となります。

 

おから系や木系などの猫砂の場合

鉱物系や紙系以外の猫砂になると、価格が少々高くなり、1袋(5L)で考えると約1000円前後で販売されている場合があります。

もし固まるタイプの猫砂を使う場合は月1000円で、年間12000円。

システムトイレを使用している場合は、2ヶ月に1回買うとして年間で6000円になります。

 

まとめ


今回は、猫砂は1ヶ月交換不要なのか?ということや、量はどれくらい敷き詰めれば良いのか、月いくらの費用がかかるのかなど、猫砂の気になることについてお届けしましたがいかがでしたでしょうか?

猫飼いさんなら排泄の処理で毎日見ている猫砂ですが、今回お届けした内容については案外知らなかった方も多いのではないでしょうか?

筆者も実はそのうちの一人で、どれくらいの頻度で猫砂を交換すればいいのかについては気になっていたものの、「なんとなくこれくらいかな」で済ませてしまっていました・・・。

猫ちゃんが排泄を嫌がった結果、病気になってしまうリスクを考えると、私ももう少し猫用トイレについて知っておくべきでした!!

皆さんもぜひ、今回ご紹介した内容と照らし合わせて、ご自宅の猫砂はいつもどうしているか?などチェックしてみてはいかがでしょうか。

以上、「猫砂1ヶ月交換不要?月いくらで量はどれくらい?」でした。