猫のくしゃみで黄色い鼻水が出るのは風邪なのか自宅でできる治し方について調査していきます。
猫がくしゃみをする場面は何度か見たことがありますが、黄色い鼻水が出ている状態はあまり見たことがありません・・・
素人的な判断では単なる風邪と思って、自宅でできる治し方で対処する方も多いでしょう。
今回は黄色い鼻水を出している猫の健康状態と、自宅でできる治し方について勉強していこうと思います。
それでは、猫のくしゃみで黄色い鼻水が出るのは風邪なのか自宅でできる治し方を見ていきましょう。
Contents
猫のくしゃみで黄色い鼻水が出るのは風邪？
😢住宅街の中
お留守の家のベランダに数日前から子猫３～４匹母猫と居たが１日前から母猫が帰って来なくなり子猫はカラスに狙われていると、直ぐに保護に行き見ると３匹共に風邪気味で鼻水涙目で１匹の三毛は片目が白濁で直ぐ病院へ行き薬、鼻詰まりのセイか微熱か自力で食べ無い
強制給餌中です。 pic.twitter.com/AvjLgZ9EcI— 婆香 (@babakaoru51) April 25, 2022
猫のくしゃみや黄色い鼻水は風邪なのか？
猫の黄色い鼻水で考えられる症状
猫が鼻水を出している状況で考えられる病気としては、
- 猫ウイルス性鼻気管炎
- 猫カリシウイルス感染症（猫風邪）
- 猫クラミジア感染症
- クリプトコッカス症
などが主に考えられる原因になります。
また、猫のくしゃみや黄色い鼻水がかなり長引く場合は、白血病ウイルス感染症や猫エイズウイルス感染症を併発し、免疫力が低下している可能性も否定できません。
様々な方法を試しても治りにくかったり、再発を繰り返したりしますので、注意深く見守ってあげる必要があります。
黄色い鼻水は猫風邪の可能性が高い？
猫が鼻水を出していた時に一番考えられるのが、伝染性鼻気管炎（FVR）の可能性でしょう。
これは一般的に猫風邪と呼ばれており、実際はウイルスによって感染する病気といわれています。
特に猫風邪にかかりやすい猫は、母猫がウイルスを持っている場合や外に出る猫、さらには多頭飼いしている方にも見受けられます。
ちなみにこの猫風邪は一度感染すると完治することはほぼないという病気。
猫が元気で免疫力も十分な場合は症状が表に出てこないようですが、人間と同じように季節の変わり目、体調不良などで免疫力の低下によって発症し、状態によっては重症化します。
黄色い鼻水は二次感染か？
猫風邪のような状態で、黄色い鼻水が出ているということは、細菌に二次感染している可能性が高いです。
上記でも紹介したとおり、猫風邪に対する根本的な治療法はありませんが、あまりに症状が悪化した場合などは抗ウイルス薬、抗生剤に頼ることもあります。
猫も鼻水とくしゃみはセット？
猫が鼻水を出しているとき、あわせて他の症状が起こることがあります。
くしゃみはその典型で、人と同じく、ウイルスや細菌による感染症を起こしている場合、鼻水とともにくしゃみをすることがあります。
ただ、猫風邪ではなく花粉やハウスダストといった生活環境に起因するアレルギー症状の可能性もあるでしょう。
また、人間同様に鼻水やくしゃみと発熱もセットになっています。
ただの風邪だと甘く見ていると、発熱によって極度にごはんを食べなくなり、危ない状況になることもあるので、特に子猫の場合は気を付けましょう。
猫のくしゃみや黄色い鼻水を自宅でできる治し方はある？
うちの子猫が風邪をひきまして、仕事から帰ってくると、クシャミを連発。鼻水も出てる。
明日になったら病院行こうね。と言いつつ、猫の飲水に殺菌のつもりで、のどぬーるスプレーをワンプッシュ。
翌朝、風邪治りましたw pic.twitter.com/BX0HVhu48Z— 光 (@KgnoFtuOCTs4oMp) May 28, 2022
猫の黄色い鼻水などの症状は自宅でできる治し方はある？
自宅でできるのは隔離のみ？
自宅でできることは限られていますが、まずは症状がみられた猫と同居猫がいる場合は隔離しましょう。
これまでも紹介した通り、1匹の猫が猫風邪に感染することによって、他の猫にも一気に広がる可能性があります。
室内という同じ空間で生活している以上は、ウイルス感染するおそれがあります。
集団感染してしまうと、対処法もかなり難しくなり、中には重症化する猫が出てくる可能性も否定できません。
人間も油断できない？
猫風邪だから人間は感染しないと思っている方もいるかもしれませんが、クラミジアが引き起こすクラミジア感染症は、人にうつることがあるといわれています。
クラミジア感染症については、人間の間でも感染していく病気なので、他人にも迷惑かける可能性があります・・・
ですので、猫風邪になっているか、なっていないかに限らず猫に触れた後は、十分に手洗いをするようにしましょう。
ちなみに猫カリシウイルス感染症と猫ウイルス性鼻気管炎については、人に感染することはありません。
有効な治し方や治療法は通院？
自宅でできる治し方では完治は無理ですが、インターフェロンの投与や細菌の二次感染がある場合には抗生剤などを使用し、それと同時に、栄養価の高いフードを与えるというようなサポートは可能でしょう。
もちろん黄色い鼻水を出していたり、発熱、咳、目の症状が見られる場合には、それぞれの症状に合った薬を処方してもらいましょう。
それ以上の処方で例えば、気化した薬液を口や鼻から吸引するネブライザー治療を行う場合や、注射や点滴を要する場合は自宅でできることはほぼありません。
自宅でできる治し方については、軽症な場合は投薬のみで様子を見ることができるのでここまでです。
重症化してしまったときなどは数日～数週間程度入院治療、または通院が必要になるケースも。
猫風邪が完治してウイルスがいなくなることはありませんが、症状が落ち着くまで数日～数か月とかなり差があります。
中には自宅で自然治癒することもあります。
ただしそれは症状が軽ければの話・・・
その場合は自然に治ることもあり、様子見している間に回復ということもあります。
個人的には食欲不振などに起因して、全身の健康状態にも影響することからすぐに動物病院に連れていくのが好ましいと思います。
入院になってしまうと治療費はかさみます・・・
しかし、環境によっては通院できる方もいるでしょう、
その場合は内服薬による治療を行うので、自宅に連れて帰ることも可能ですし、初回の検査費用を除き1回数千円程度と経済的にも優しいでしょう。
まとめ
おはようございます🐱 今日もよろしくお願いしますm(__)m 新しい猫ベッド出してもすぐに🤮と鼻水で汚れてダメにしてしまうジュラ😩 GGY やからしゃ～ないなぁ😅 今日も良い１日をおすごしくださいね💕 pic.twitter.com/hvGZsi59rD
— 広子 (@CdBdmFktqQLnZ6e) June 7, 2022
猫のくしゃみで黄色い鼻水が出るのは風邪なのか自宅でできる治し方も調査してきました。
猫のくしゃみや黄色い鼻水は猫風邪に原因があるみたいです・・・
単なる風邪かと思いきや、完治することは無いウイルス感染症なので非常に厄介ですね。
自宅でできる治し方としては、処方箋を与えたり、栄養価の高いご飯を与えるくらいしかなさそうですので、動物病院に連れて行くのが一番確実でしょうね。
以上、猫のくしゃみで黄色い鼻水が出るのは風邪なのか自宅でできる治し方の調査でした。