ノミの成虫はペットの体に付いて血を吸い、メスはそのまま下に落ちて卵を産みます。ノミの跳躍はマンションの4階まで軽々と飛ぶと言われていますので、完全室内飼いでも油断できません。マンションの4階までは下を歩いた野良猫から、それ以上では散歩に行く近所のペットから、場合によっては飼主の体やカバンに隠れて家に入り込む事も考えられます。ゴキブリではありませんが「1匹見つければその9倍」ノミの卵や幼虫が有ると思ってください。
 シャンプーなどによって成虫は落とすことができますが、カーペットの幼虫や卵は駆除できません。また、成虫の体をつぶすと腹から卵が飛び散り、被害を拡大することになりますので絶対にしないで下さい。
予防
 寄生予防、駆除剤としては首輪やパウダー、スプレー、滴下剤、錠剤などがあります。それぞれの利点も違いますし、ペットの体格、性格や生活パターンによって選ぶ薬も変わってきます。市販薬では殺虫効果は期待できませんので、既に寄生があるのなら病院薬の購入をお勧めします。詳しい事は病院にご相談下さい。
 ノミが多数いても痒がりもしないペットもいますが、ノミアレルギー性皮膚炎でノミが1匹体を歩いただけで痒いペットもいます。このアレルギーは予防をしなければ年々悪化しますので、しっかり予防してあげてください。
 犬ではノミとフィラリアの予防時期が重なることから両方一度に予防する滴下薬も発売されており、毎月予防するなら単品2つよりも価格が少し安くなります。皮膚の状態を良く見極めて、安く、しっかり、安全に予防してください。