フィラリアの成虫は心臓や肺の動脈に寄生する長さ15〜25cm位のそうめん状の虫です。フィラリアに罹った犬を刺した蚊が病気を伝染し、日本はまだまだ発生の高い病気です。
 一度感染すると、危険も後遺症も無く完治させる方法はありません。
感染した初期に症状が見られないため、飼い主が気づくが遅れてしまいます。
 症状には個体差がありますが、「散歩を嫌がる」「体は痩せてきたのにお腹が張っている」「咳」「血尿」といったものが現れます。
 心臓の大きさや先天的な異常により発症までの期間は変わりますが、予防や駆除がなければ3年で死亡すると言われています。
 これは心臓の中でフィラリアが繁殖し、血管を詰まらせたり肺の動脈を突き破る為です。
予防
 予防は蚊が出て1ヵ月後から蚊が居なくなって1ヵ月後まで、毎月1回の薬を体重に合った量で続けます。
 これは蚊の吸血時に犬の体内に入ったフィラリアの仔虫が心臓に達するまでにあたる約1ヶ月の間に予防薬で仔虫を駆除する方法です。
 「都市にはフィラリアは無くなった」「マンションだから蚊は居ない」という迷信も未だに多いですが、マンションの48階で感染した犬も居れば、繁華街、地下街等には「アカイエ蚊」が年中繁殖しているという調査もあります。
 高いお薬ではありませんから、しっかりした予防をしましょう。